ニュース

4人家族で暮らす家に「5人目の誰か」がいる…… 不気味な“怪異”を受け入れた、世にも奇妙な実話漫画(1/2 ページ)

今もそこにいるのでしょうか。

advertisement

 人間は得体の知れない物事を怖がり、「名前」を付けて安心しようとする生き物です。日本のさまざまな妖怪にも、当時の科学では説明できない自然現象や病気を頭で納得するために生み出された種が数多く存在します。

 今回ご紹介する作品は、恐ろしい存在である怪異に「名前」を与え、親しみさえ抱ける存在へと変化させた家族の物語となっています。作者はみちこ(@michiko_fever)さんです。

 みちこさんが小学校2年生の時のお話。当時のみちこさんの家では「家族の誰かが、まるでふたりいるかのように、同時に別々の場所で目撃される」という奇妙な現象が起きていたそうです。

advertisement

 気味が悪くなったみちこさんがお母さんに相談したところ、思いもよらぬ提案が出されました。なんとその怪異を「ウチは4人家族だから、"第5の人"という名前で呼ぼう」と言うのです。

 お母さんは「何か悪さをするでもないし、きっとイタズラが好きなのだろう。怖がるほうがかわいそう」と一家を諭し、みちこさんも驚きはしつつもそれを受け入れます。

 それからというもの、家で奇妙な現象が起きても「第5の人のイタズラだな」と受け入れられ、怪異は怖いモノからちょっと楽しいモノへと変化したそう。

 お母さんの発想によって、5人目の見えない家人として受け入れられた第5の人。「怖い」から「楽しい」へ変化しただけではなく、もしかしたら第5の人も、そう呼ばれることを受け入れていたのかもしれない……と考えると、心温まるお話にもなりますね。

 作者はみちこ(@michiko_fever)さん。日常漫画などの作品をTwitterに公開しています。

advertisement

作品提供:みちこ(@michiko_fever)さん
記事:たけしな竜美(@t23_tksn

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  2. 「Snow Man」の映像が中国で物議→公開停止 所属会社「歴史的事象に対する配慮に欠けた」と中国語と日本語で謝罪
  3. 「その手があったか!」 ほぼ卵焼きだけの弁当?→“まさかのサプライズ”が800万再生 「天才すぎて泣いた」
  4. 「かわいいってこういうこと」 生後1カ月の子猫が暖をとる場所は……幸せしかない姿に「この角度から見るのが最幸」
  5. 「ボットン便所を簡易水洗にしたい」→「どれどれ……」 建設会社スタッフが驚がくした“歴史的遺物”に大反響 「相当貴重なもの」
  6. 「これは悲しい」 Appleが新型「iPad mini」いきなり発売→“まさかの悲劇”がショックすぎ 「本当にタイミング悪すぎた」と同情の声
  7. 「笑い過ぎて涙が」 小学生次男、宿題で先生に不正を疑われる→まさかの原因が530万表示 「じわじわくる」
  8. 「嘘だろおい……」 ペットのイグアナが産卵→食べてみた “衝撃の食リポ”が1700万表示 「驚愕してる」「勇気に脱帽」
  9. 目からウロコの“クリップ活用法”5選! まねしたくなるアイデアに「え、天才」「こんなに便利になるとは……」
  10. ホロライブ・尾丸ポルカが起こした“とんでもない放送事故”で配信画面がどえらいことになり視聴者爆笑 「うわああああ」「ブラクラかな?」