神秘的な光景に圧倒される！　気象写真コンテスト入賞作の美しさにため息（1/4 ページ）

　英国王立気象学会（RMetS）はこのほど、2021年の気象写真コンテスト「Weather Photographer of the Year」の入賞者を発表しました。8900の応募作品から最優秀作品に選ばれたのは、霧の中で空から朝日が注ぐ様子を捉えた神秘的な写真でした。

　最優秀作品「Morning Fog」は、イタリアにある丘の上の小さな教会からGiulio Montiniさんが撮影した作品。秋の日の朝、川からたちこめた霧にかすんだ木々を朝日が照らす、神々しい光景となっています。Montiniさんによると20分しか見られない光景で、「（受賞で）寒い中で完璧な光を待って耐えたのが報われた」とコメントしています。

　17歳以下の若者部門では、嵐の直前の雲をスマホで捉えた「Kansas Storm」（撮影：Phoenixさん）、一般投票では迫力のある雷雲の写真「Lightning from an Isolated Storm over Cannes Bay」（撮影：Serge Zakaさん）が入賞。

　新設された携帯電話部門（スマホのカメラで撮影した写真が対象）では、霧に煙るアルホスン宮殿を捉えた「Foggy Morning」（撮影：Christopher de Castro Comesoさん）が受賞しました。