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USJとメルカリが「マーケットプレイスの共創に関する覚書」を締結 物販品・チケット類の高額転売・買い占め防止のため連携
これは期待。
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ユー・エス・ジェイ(以下、USJ)とメルカリは11月22日、パーク物販商品やチケット類の高額転売・買い占め防止の取り組みとして、「マーケットプレイスの共創に関する覚書」を締結したと発表しました。
これにより、今後はメルカリのアプリやサイト上などでUSJ側からの情報提供に基づき、特定の商品や一部のチケット類に関する注意喚起を掲載。両社で合意した特定の商品の削除対応なども行います。
連携の一環として、USJ側からメルカリ側に新商品発売情報などを提供するほか、店舗で混乱が起きると予想される場合は販売制限を行う措置なども実施していくとのこと。
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メルカリのサイト上では早速「『鬼滅の刃』禰豆子ポップコーンバケツ」の価格急騰に関する注意喚起を掲載中。購入を検討している人に対し金額や内容を今一度確認し冷静に行動するよう呼びかけているほか、ガイドラインに抵触すると判断した場合は出品削除等の対応も取るとしています。
同商品をめぐっては高額転売が相次いだため、USJが11月18日から購入者に当日の入場券や年間パスの提示を求めるなど、販売方法を変更するなどの対応を行っていました。なお、メルカリ上では現時点でも定価3700円の倍額程度での取り引きが相場となっています(11月22日13時現在)。
USJは利用客がより安心・安全にサービスを利用できるよう「フリマアプリ各社、オークションサイト各社とも連携を強化し、一般のゲストの皆様が気持ちよくパーク体験をお楽しみいただけるよう環境を整えてまいります」としています。
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