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“おじさん構文”のキツさを競う闇のカードゲームが発売 誰が最もブロックしたい文章を作れるカナ!?(1/2 ページ)

ゲームよりもキミの一番になりたいナァ~

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 「また一緒に飲みに行きたいナァ~(笑顔とハートの絵文字)」「ナンチャッテ☆」といったフレーズを組み合わせて、いわゆる“おじさん構文”を作るカードゲーム「オジサンメッセージ」が人気を博しています。一番やばい文を作ってブロックされた者の勝ち……って、何と戦っているんだ。

“おじさん構文の王”を競う闇のゲーム

 DOYA GAMESが手掛けるオジサンメッセージは、3~5人で遊べる「対戦型大喜利パーティーゲーム」。「今日」「◯◯ちゃん」「おはようでちゅ」など、会話の取っ掛かりとなる言葉が入った「基本カード」と、「もう寝ちゃったカナ?」「チュチュッ(ハートの絵文字×2)」といった「オジサンカード」を組み合わせて、LINE風のメッセージをいかにおじさんらしく作るか競います。

遊び方解説動画
全員共通でワンセット配られる基本カード。「バブバブ!」で始まるコミュニケーション、あまり考えたくない
オジサンカードは全100種。1枚につき4つのメッセージが記入されている

 プレイヤーのうち1人は「女性役」となり、おじさん構文の審査員に。残りのメンバーはおじさんになりきって、2分以内に手札でメッセージを作り、女性役に「送信!」と宣告し発表します。

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 全員が発表を終えたら、女性役は最も気に入った(気持ち悪いと思った)人に「ブロック!」と宣言。選ばれたプレイヤーはアカウント名が「おじさん」から「おじさん(リターンズ)」「おじさん(ファイナル)」へと変更させられます。イエローカードがたまっていくようにしか見えませんが、ルールとしてはこれが勝利への歩み。

公式によるメッセージの作成例。「快便ですよ~」と「いいにおいだったな」のコンビネーションが最高に気持ち悪い右の勝ちかな……

 こうした一連の流れを、女性役を交代しながら繰り返し、おじさん(ファイナル)の状態でブロックをもらったプレイヤーが優勝。アカウントを停止された「伝説のおじさん」の栄冠が授けられます。勝利がうれしいかどうかはさておいて、全員が楽しく盛り上がれそう。

 オジサンメッセージはゲームマーケット2021秋への出展後、ツイートやテレビでとりあげられて話題を呼び、品切れするほどの人気になり、2022年1月に再販が決定して現在予約を受け付けています。製作費を募ったクラウドファンディングも、達成率600%オーバーの成功を収めています。

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