ビリー・アイリッシュ、感謝祭の伝統行事に疑問投げかけ炎上 「有名人はそんなに偉いのか」と反発を招くことに(1/2 ページ)
ビーガンと公言しているビリー。
米歌手のビリー・アイリッシュが11月25日、Instagramストーリーズを更新。同日、感謝祭の伝統に一石を投じる内容で炎上しています。
感謝祭(サンクスギビング)とは豊かな恵みに感謝する祝い行事で、毎年11月の第4木曜日に設定され、特にアメリカではクリスマスと並んで重要なイベントです。家族が集まる感謝祭の食卓に欠かせないのが、七面鳥(ターキー)。この日がターキーデイと呼ばれるゆえんで、米大統領がホワイトハウスで行う恒例行事の一部となっています。
しかしビリーはこの伝統を成立させるため「毎年感謝祭で4600万羽が殺されている」と、七面鳥を抱っこする画像を投稿。「伝統を変えるのは難しいけれど」とした上で「このことを頭の片隅に置いておいてほしい」と呼びかけました。ビリーは自身が動物性食品を口にしないビーガンと公言し、保護犬を引き取るなど動物好きとして知られています(関連記事)。
グラミー賞最年少受賞者にして、同世代を中心に圧倒的な影響力を持つビリーの発言は話題に。アメリカ建国から続く伝統だけに反発は大きく「有名人っていうのは一般人に何を食べろって指示できるほど偉い存在なわけ」「畜産農家の権利をどう考えているの」と抵抗感を訴える声が多く投稿されました。
また七面鳥を育てる畜産家を名乗るユーザーは、「七面鳥は地球上で最も優しい生き物に数えられる」というビリーの主張に異議を唱え、「きみは何も知らないで発言している。七面鳥は凶暴だし、彼らが食卓に上がるのは性格のせいではなくて食べられるためだ」と反論しました。
「今年は七面鳥ではなく豆腐を食べよう」「七面鳥にだって生きる権利はある」とビリーに賛同するコメントも見られる一方で、複数のTwitterユーザーが「感謝祭おめでとう」と七面鳥の料理画像を送付。嫌がらせとみられる行為がさらなる波紋を広げ「なんて意地悪なことを」と騒ぎになっています。
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ネオングリーンと黒の組み合わせを長らく維持していたビリー。
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