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もし人類ゾンビ化が現実になったら…… 意外な人が“襲ってこないゾンビ”になる漫画が余韻の残るエモさ(1/3 ページ)

あの時もっと話していたら仲良くなれたのかな……。

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 ゾンビ化する世界になった後に、思わぬ人からの好意に気付く創作漫画「自分を襲わないゾンビと生きてく話」が、切なくもほのかに温かい余韻の残る読後感です。

身近な人がみんなゾンビに……!

 バイト先にいるかわいい女の子となかなか話せない主人公・佐藤。逆になんとなく怖そうな同僚に話しかけられるなど、「人生ままならないな…」と思う日々を送ったりしていました。

佐藤にとっての“天使”・吉川さん

 あるとき、彼女と好きなゾンビ映画の話で会話が弾みます。もし世界がゾンビ化したら、映画の主人公のようにゾンビになったヒロインを守ると話す佐藤でしたが……。

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 ……が、しかし、人類のゾンビ化が現実になったとき、そううまくはいきませんでした。佐藤は身近な人に襲われると、「思ったより自分の命が惜しい」と生き残るのに精いっぱい。ゾンビ化した彼女のこともあっさり返り討ちにしつつ、サバイバル生活に順応していきます。

突然目覚めるサバイバル本能

 そんな折、佐藤のことをなぜか“襲ってこないゾンビ”が現れます。そのゾンビは、佐藤がバイト先で「怖い…」と感じていた名前も思い出せない人。

 覚えているのは「チャッピー」という名前のペットを飼っているらしいことだけだったので、佐藤は彼を「チャッピーさん」と仮で呼び、一緒に行動することに。なぜ行く先について来るのか、襲ってこないのか、いろいろと不思議ですが……?

名前を忘れてしまった、バイト先にいたチャッピーさん(仮称)

 そして道中、ゾンビの情報を知る人から、「生前知り合いだった場合、攻撃性が相手への感情に依るらしい」「好意的な相手には攻撃しない場合もある」という話を聞きます。

 チャッピーさんと親しかった記憶はなく、最初は首をひねる佐藤でしたが、彼の家にたどり着き、知らない一面を知ったとき、もう分からなくなってしまった彼という人間について思いをはせるのでした……。

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 作者は、m1324(第十三/@1324man_hon)さん。本作はTwitterpixivで公開したものです。他にもさまざまなジャンルの創作漫画を投稿しており、かわいい絵柄と魅力的な世界観・キャラクターで人気を集めています。

 今回の「自分を襲わないゾンビと生きてく話」のラストでは、チャッピーさんの大切な家族が見つかり、タイトル通りの展開に。ゾンビのことや、この世界のこと、そして2人の続きを想像するのが楽しい作品となっています。

作品提供:m1324(@1324man_hon)さん

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