ズシッと重たいママのバッグは「愛と知恵でいっぱい」 現役ナースが描くエッセイ漫画に「ママってすごい」と尊敬の声(1/2 ページ)
大きな荷物を抱えるママたち、毎日本当にお疲れさまです……!
「ママが抱えるマザーズバッグには何でも入っている」……小さな子どもを持つ親なら誰もが深くうなずいてしまうエピソードを描いた漫画がTwitterに投稿され、共感を呼んでいます。
投稿者は、イラストレーター兼看護師のあさひゆり(@nurse_comics)さん。自身も2児の姉妹を育てるあさひさんは、勤めている病院でのエピソードや育児の気付きをエッセイ漫画に描いて発表しています。
同作は、育児情報サイト「たまgoo!」内での連載「今夜は納豆ご飯だけでもいいですか?」に掲載されたもの。あさひさんが小児科を訪れるママたちの対応をするたびに常々思っていた、マザーズバッグの重さについてのお話です。
この日あさひさんが担当したママも、抱っこひもに前抱きにした女の子の身体を覆うほど大きなバッグを肩にかけていました。「お荷物預かりますね」と声をかけてバッグを手に取ったあさひさんは、ズシッと手にかかる重さにびっくり。
診察が始まると、よほど具合が悪かったのか、女の子が戻してしまいました。するとママはすかさずバッグに駆け寄り、中から着替えやウェットシートを取り出します。子どもに想定外のことが起きてもすぐに対応できるよう、ママは事前にしっかりと準備をしてきていたのでした。
しかしママ自身はというと、すっぴんに眼鏡、部屋着姿。自分のことは後回しにして、体調が悪い子どもの準備を優先して来たのでしょう。
突然吐き戻した時用の着替え、軽くてもかさばるおむつとおしりふき、温度調節のための上着、ミルクにお湯に離乳食、待合室でご機嫌斜めになってしまった時用の絵本やおもちゃ……娘のために多くのものを詰め込んでぎゅうぎゅうのバッグに、ママの愛と知恵を感じたあさひさん。きっと肩がバッキバキになっているであろうママを思い、パパに向かって「奥さんの肩かなりキテるよ! もんであげて―!」と叫ぶのでした。
この漫画はTwitterで8000件以上の「いいね」が付くなど注目を集め、「あーわかりみしかない」「娘が赤子時代は、死ぬほど重いマザーズバッグ持ってあちこちしてたなぁ」「ほんと、自分のことはないがしろででっかいカバン持ってる…」「やっぱり世の中のお母さんすげーよな…」と共感の声が寄せられています。
子どものことを第一に考え、不測の事態に備えて荷物を準備しているママたち。ずっしりと重たいバッグの中には、育児グッズの他にもたくさんの愛情詰まっているのですね。
画像提供:あさひゆり(@nurse_comics)さん
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