【漫画】11歳息子「サンタなんていないんでしょ?」 ママがとっさに答えた“サンタクロースはNPO法人”が笑えて参考になる(1/2 ページ)
ママの頭はフル回転。
11歳の息子に「サンタなんていないんでしょ?」と聞かれてしまったママ。とっさに答えた「サンタクロースとは何か」を描いた漫画がInstagramに投稿され、笑いと感心の声が寄せられています。
漫画を描いたのは、「2コブマザー A子」(2kob_mom)さん。小学5年生の長男まーちゃんと、1年生の次男ゆっちゃん兄弟を育てています。
クリスマスが近づいたある日のこと。小学5年生のまーちゃんから、衝撃の一言が飛び出しました。「ねぇ母ちゃん、サンタなんていないんでしょ? 親がやってるんだよね?」……ついに来てしまったこの質問に、思わず固まるA子さん。去年あたりからサンタさんへの手紙を友達に見られないように隠そうとするなど、まーちゃんに“サンタさん卒業”の兆しは見えていましたが、核心を突いた質問を突然向けられて答えに詰まってしまいました。
A子さんは、一呼吸おいてから「よーく聞いてね」とまーちゃんに語りかけます。
「サンタクロースっていうのはね、NPO法人なの」
聞きなれない言葉に「エヌピー……えっ……?」と困惑するまーちゃんを「非営利団体ね、辞書で調べて」とサラリとかわし、A子さんはサンタクロースが子どもたちの笑顔のためにボランティアで活動しているグループであること、親はクリスマスイブの夜に玄関を開けておくなどこの団体に協力をしていることを矢継ぎ早に伝えました。
ママの口から飛び出した専門用語と妙にリアルな説明に、まーちゃんは納得した様子。その後A子さんがダメ押しとばかりに深刻なサンタ不足に悩むアメリカのサンタの団体のニュースを見せると、まーちゃんはすっかり信じ込んでくれたといいます。
というわけで、今年からまーちゃんのもとへは「NPO団体所属のサンタクロース」がプレゼントを持ってくることに。A子さんは投稿に添えて「子ども達が年々お高いものをリクエストするようになってきて、我が家のNPO法人はヒーヒー言っておりますよ」とちゃめっ気たっぷりにコメントしています。
読者からは「すごい! なんだか私まで信じてしまいそうになりました」「説得力がありすぎて素晴らしい切り抜けかただなと感心しっぱなしでした」「うちも来年もし聞かれたら、同じ返し方をしたいと思います」など、A子さんの絶妙な返しに感心の声が集まっています。
いつかは真実が知れてしまうとしても、できるだけ長く子どもの夢を壊さないでいてあげたいと思うのが親心。A子さんの対応は、小さな子どもを持つ多くのパパ・ママの参考になりそうですね。
A子さんの育児エッセイ漫画は、Instagramの他にブログ「2コブマザーA子のつれづれマンガ日記」でも読むことができます。
画像提供:2コブマザーA子(2kob_mom)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.