【漫画】「仕事のために生きてんの? 生きるために仕事してんの?」 自分にとって仕事とは何か考えるきっかけになった先輩の言葉(1/2 ページ)
後輩への言葉と気づかいに「素敵な先輩」「いい先輩」。
ハードに働く日々の中で先輩に投げかけられた言葉から、「仕事ってなんだろう」と考えされられた漫画が、マンガのプラットフォーム「コミチ」に掲載されています。
主人公のさおりは憧れていた編集者の仕事に就いて、今年で3年目。仕事は好きですが、激務だとも感じています。
ある日のこと、さおりは16時までに作業を終えて、1年ぶりに友だちと会う約束をしていました。しかし、先輩に16時から始まる打ち合わせに出られないかと聞かれます。
しかし、さおりは友達と約束が……と正直に答えつつも、「予定、調整して打ち合わせ入れますね」と答えてしまいました。すると先輩は、打ち合わせのメンバーに「次の企画会議明日にするってよ」と伝えたのです。驚くさおりに先輩は言います。
「仕事のために生きてんの? 生きるために仕事してんの?」「生きるためなら その時間 守るべきだと思うけど」。先輩はさおりの用事が大切なものだったことに気づいていたようです。
先輩の計らいで友だちに会えたさおり。この出来事から「生きる時間のひとつとして仕事が大好き」だということに気がついたのでした。この作品は、作者のみちこさん(@michiko_fever)が仕事中、同じようなアドバイスを先輩からもらい、気持ちが軽くなった体験に基づいて書かれたそうです。
読者からは「素敵な先輩」「いい先輩」といった声が寄せられていた他、「言いたいことを言う勇気も大事だし、こういうことを言ってくれる存在ってとっても大切」という人も。仕事以外の時間も大切にするためには、言いたいことはちゃんと言わないといけないと気づかせてくれる漫画だとも言えます。
会社員をしながら漫画を描くみちこさん。テーマは夫やペットの猫との日常、創作やお仕事漫画などをコミチやTwitterに投稿しています。
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