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同じクラスの“悪そうな女子”に銃を持たせたら…… お祭りで助けてくれたヒーローの漫画がほれぼれするかっこよさ(1/2 ページ)

射的の銃とサラシが似合う、不良っぽい女の子。

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 クラスのみんなが恐れる悪役顔のあの子は、心の真っすぐなヒーローだった! 漫画家の川田大智(@daichi_kwd)さんが描いた短編漫画がかっこいいです。

みんなが「悪役(ヒール)」と恐れる蛭川さん、その本性は……?

 蛭川(ひるかわ)さんは目つきが鋭いうえ、ケンカっ早い性格の女の子。その名前にかけて、学校では「悪役(ヒール)」と呼ばれ恐れられています。

 漫画は、お祭りのバイト中に彼女と出くわした女の子の視点で描かれます。蛭川さんもたまたま射的の屋台で働いていたのです。

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 気の小さい主人公が、絡まれたらどうしようとあたふたしていると、蛭川さんは突然射的の銃に弾を装填。無言で銃口を向けてきました。構えはかっこいいけど、行動がむちゃくちゃでやばい。

 やられる――と主人公が身構えた瞬間、弾は背後にいた男に命中。蛭川さんは最初から、祝儀泥棒を働くふらちな男を狙っていたのです。

 礼を言おうと立ち寄ると、蛭川さんはにやりと笑い、「似合うじゃん、巫女さん」とひと言。活躍を誇るでもない、奥ゆかしい振る舞いに、主人公は「悪役……? 私にはヒーローにしか見えなかった」と心引かれるのでした。

 2人のその後が気になるこの漫画は、求人検索エンジンのスタンバイと漫画家エージェントのコルクが、毎月主催している「スタンバイで仕事が見つかった」マンガ大賞への応募作。川田大智さんは、これまで4度のグランプリに輝いています。

コンテストには『週刊ヤングジャンプ』も協力。最優秀作品は同誌に掲載されます

作品提供:川田大智(@daichi_kwd)さん

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