【あなたはなんて呼んでた？】あの“長さを測る器具”は「メジャー」なのか「スケール」なのか「コンベックス」なのか「巻尺」なのか（1/2 ページ）

　身近なところに潜んでいる、見たことはあるけど名前がよく分からないモノ。それの「みんなの呼び方」「正式名称」を調査する企画。今回のテーマは、引っ越しのときに「今使っている冷蔵庫、このスペースに入るか測っておくかあ」みたいな感じで使うと便利なアレの名前です。

アンケート調査：“あの測定器具”なんて呼んでます？

　ねとらぼ編集部では、“あの測定器具”をどう呼んでいるか質問するアンケート調査を実施。その結果、以下のような回答（全64件）が集まりました。

　回答の過半数が「メジャー」。次いで多いのが「巻尺」で約10件。「メジャー、巻尺どちらとも呼ぶ」という回答まで合わせると、全体の約8割にのぼりました。

“あの測定器具”の一般的な名称は？

　実はあの測定器具にはJIS規格があり、そこでの名称は「コンベックスルール」なのだとか。この「コンベックス」は、英語で「凸状の」という意味がある「convex」と言われています。

　巻尺の一種なのですが、目盛りが付いたテープが金属製で、その断面が樋状になっていて（要は曲がっていて）、空中で伸ばしても折れ曲がりにくいのが特徴。例えば、巻尺は巻尺でもウエストを測るときに使うものとは作りが違うわけです。

　ただ、調べてみると「『コンベ』と略されることが多い」「建築業界などでは『スケール』と呼ばれることが多い」といった情報も散見され、さらに言えばアンケート結果だと「メジャー」が最多なわけで、実際にはいろいろな呼び方があるようです。一言で誰にでも誤解なく伝わるうまい言い方、あると便利なんですけどねえ……。

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