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「鍋食べるときの皿」「お玉置き場」 意外と知られていない“鍋料理を取り分けるときに使う、フチが一部出っ張った器”の名前(1/2 ページ)
というかあの出っ張り、何なんです?
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身近なところに潜んでいる、見たことはあるけど名前がよく分からないモノ。それの「みんなの呼び方」「正式名称」を調査する企画。今回のテーマは、居酒屋で鍋料理を注文したときなどに出てきて、フチの一部が出っ張っている小さい器の名前です。
アンケート調査:“あの器”なんて呼んでます?
ねとらぼ編集部では、“あの器”をどう呼んでいるか質問するアンケート調査を実施。その結果、以下のような回答(全64件)が集まりました。
- 鍋食べるときの皿
- すき焼きの皿
- 鍋の取り皿の持つとこがあるやつ
- 鍋椀(読み方は「なべわん」でしょうか)
- 取皿
- お茶碗
- 小皿
- 小鉢
- れんげのでかいの
- とんすい
- お玉置き場
- おたま受け
- おたま体験版
「鍋食べるときの皿」「取皿」「お玉置き場」といった、使い方から連想できそうな回答が多く見られ、形状と関連がある呼び方としては「お茶碗」「小皿」「小鉢」などが挙がりました。お皿のわりには深くて、お椀のわりには浅くて、サイズ的には小鉢っぽいけどなぜかフチが出っ張っている……という微妙な感じなんですよね、あれ。
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“あの器”の一般的な名称は?
デジタル大辞泉によると“あの器”の名前は「とんすい」(呑水、湯匙)。
フチの出っ張りは取っ手で、「あそこを使うと熱い鍋料理を食べるのに便利」と言われることも。小さな出っ張りなので、あそこをつかんで器を持ち上げるのは厳しそうですが、出っ張り部分に親指をかけ、他の指で呑水の底を支えるようにするとあまり熱くないのだとか。
ちょっと気になるのは「そういう持ち方を意識的にしている人がどれくらいいるのか」というところ。筆者は「居酒屋だと鍋料理はだいたいシメに頼むものだから、酔っていてそんなこと考えたことがなかった」という感じ。
その他の「よく分からない“アレ”の呼び方」
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