山田孝之、“21年ぶり”に共演した松本まりかの怪演に「怖かった」　パンダの着ぐるみでアクションシーンに挑戦（1/2 ページ）

　俳優の山田孝之さん、松本まりかさんが1月12日に都内で行われた、短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR　FILMS（ミラーライアーフィルムズ）Season2」の完成披露試写会に登壇しました。

　映画プロデューサーの伊藤主税さん(and pictures)、俳優の阿部進之介さん、山田さんらが「だれでも映画を撮れる時代」を目指す、自由で新しい映画製作の実現を目指す同プロジェクト。“変化”をテーマに、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなど総勢36人が監督した短編映画をオムニバス形式で4シーズンに分けて公開していきます。

　シーズン2の愛する者を失った男の物語「The Little Star」(紀里谷和明監督)で主演を務めた山田さん。パンダの着ぐるみを着ながら電車内でアクションシーンに挑戦するという斬新なオファーを聞いたときは「アクションは本当に嫌なんですよ。けがをするから。何の保証もないし……」と嫌々だったことを告白。

　MCから「普通はアクションやりたがる俳優の方が多いですよね」と話を振られると、山田さんは「そういう人がやればいい」とキッパリ。散々、悩んだ結果「紀里谷組に参加できるのはうれしいし、もう覚悟を決めるしかない。骨は折れても戻るけど、歯だけは気を付けよう」と腹をくくったといいます。しかしながら、着ぐるみでのアクションは相性が悪く滑って転んだりすることもあったため「2日で3本、突き指しました。これはもう人生初です」と苦笑いしながら、撮影中の出来事を振り返りました。

　山田さんと松本さんが共演するのは、2000年にNHK教育（現Eテレ）で放送された「六番目の小夜子」以来。長い年月を経て再共演することになった松本さんは「すごくうれしかったですけど、やはりちょっと怖かったかな。芝居を見られるじゃないですか。『どんなもんじゃい』っていう」とこれまでの作品とは違った緊張感が走ったといいます。

　さらに、山田さんに対して感情を爆発させるシーンでは「殺意が沸いてきた」と役に入り込んでいたことを告白。松本さんの怪演を目の当たりにした山田さんは「怖かったですよ。（台本がないため）何されるか分からない。案の定、何か飛んできましたけど、すごかったです」と絶賛しました。