【泣ける】試験の前後で見え方が変わる“受験生応援広告”のポスターが話題　行く道では応援、帰り道ではねぎらいの言葉が（1/3 ページ）

　大学入学共通テスト初日の1月15日、会場の1つ、東京大学の最寄駅に掲出された受験生応援広告が、「粋なはからい」「泣ける」と注目を集めています。特殊な印刷のポスターが、東大に向かう道では激励、帰り道ではねぎらいの言葉を伝えてくれる……！

　広告は明治の「プロビオヨーグルトR-1」における受験生応援企画、「悩める受験生の親の会」の一環。話題のポスターは、東京メトロ南北線東大前駅の構内に、試験日の1月15日から16日まで掲出されました。

　印刷には、見る角度によってデザインが切り替わるベローズプリント（※）を採用。例えば、会場へと行く道では「落ち着いてね！」「母のパワーを全部送ります！」、帰り道では「お風呂沸いてるから入りや」「ほんと、よくがんばったね」といった調子で、受験生を試験前に元気づけ、帰り道にはその労をねぎらっています。

※塗り重ねたインクの凹凸により、角度によって異なるデザインを見せる技術

　もう1つの最寄り駅、京王井の頭線駒場東大前駅でも、似た趣向の広告が掲出されました。こちらは行くときには「R-1は、あなたを応援しています」とシンプルなつり広告を出しつつ、帰り道の階段に「今夜は焼肉よ」と、親からのメッセージを大きく見えるよう演出しています。

　これらの応援メッセージは「悩める受験生の親の会」の企画に、受験生の親が寄せた生の声。明治は「普段は面と向かって言葉にできない親の応援の気持ちが広告という形で受験生に届き、実力を存分に発揮する一助になることを願っています」とコメントしています。

　広告は東京メトロ銀座線と丸ノ内線の車内でも展開。1月30日まで、「自分のポテンシャルをなめるなよっ」「あなたが大好き」など、数々のメッセージが見られます。