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“複業”して安く泊まれる……! 自分も宿もWinWinのワーケーション、旅館住み込み複業「雲仙テレワーク」

わぁぁ、三食まかない付きで1泊3000円から!

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連載:トヨタマのワーケーション探訪

 「どこでも働ける」ならば、旅先でも、地方でも、観光スポットや温泉地、自然の中でも働けます。働く場所を縛らない「テレワーク」の普及とともに、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた新たな働き方「ワーケーション」を、街の魅力ある施設やアイデアとともに街ぐるみで応援する自治体や街が最近、全国でグッと増えています。

 連載「トヨタマのワーケーション探訪」では「あ、この街に行ってみたいな」「ここでワーケーションしてみたいな」となる全国各地のワーケーションプランを紹介していきます。

 今回紹介するのは、長崎県の雲仙温泉で実践できる「住み込み副業『雲仙温泉テレワーク』」です。


温泉宿“住み込み”でワーケーションできる……(photoAC)

 雲仙温泉テレワークは、雲仙温泉のホテルで、三食付き一泊3000円からとする料金でワーケーションを実践できてしまうプランです。

 安さの理由は「宿のお手伝い」をすること。早朝や夜など自身の業務に差し支えない時間帯に温泉宿の業務も“複業”することで、源泉掛け流しのぜいたくな温泉を堪能しつつ割安に滞在できてしまいます。

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 プランを提供するのは、長崎県雲仙市の温泉宿「雲仙・有明ホテル」。滞在時に「1日4時間以上“復業”する(宿業務のお手伝いをする)」ことで、通常は1泊1万3000円ほどの客室に1泊3000円からと割安に泊まれます。

 業務内容は自室の上げ膳・下げ膳、深夜/早朝のお風呂掃除、フロントの掃除など。仕事内容は宿との相談の上で決められます。Wi-Fiサービスはもちろん館内全フロアに完備。仕事を終えたら温泉へ直行できます。


温泉宿で自分の仕事をしつつ、空き時間に温泉宿の仕事を“複業”することで宿泊料金が割安になる(写真提供:雲仙・有明ホテル)

 「雲仙・有明ホテルは雲仙の海の幸、山の幸を存分に取り入れた食事、そして源泉掛け流しの温泉は自噴泉で日によって雰囲気が変わるのが魅力です」(平湯リゾートの平湯晃代表)。

 申し込み、問い合わせは宿への電話かメールにて。


自噴泉が特徴の雲仙温泉(雲仙 有明ホテルのWebサイトより)

 魅力ある温泉地に「割安に滞在できる」こと、そして新たな体験による「気分転換」のさらなる効果も期待できる、ワーケーションに副業も繋げてしまう新たな試み。温泉大好きなテレワーカー、特に、ワーケーションは魅力だけれどおカネがかかるのがネックで……という人は一度検討してみては?

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