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どうあがいても結婚! 不本意な(?)縁談から逃れられない「ループもの漫画」がむしろ幸せそうで和む(1/2 ページ)

それはもう運命というやつ。

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 不本意に自分と結婚する花嫁がかわいそうだからと、男は時をさかのぼって過去を修正する――。時を渡る能力者の異世界転生漫画が好評です。

何度やり直しても、強制イベントのように訪れる婚儀

 剣と魔法の世界へ転生し、英雄として活躍してきた主人公は、オーガ族の女性「鬼姫エブリン」と結婚することに。滅ぼされた一族の仇討ちを目指す彼女に、優秀な魔力を持つ主人公の血統を求められたのです。

 主人公としてはエブリンのことが好きなので、この縁談は好都合。それでも、「甘っちょろい恋愛感情など持ち込むなよ」と自分を好きでもないのに結婚する彼女をふびんに思い、任意の時間軸に戻れる能力を発動しました。

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 さかのぼったのは10年前、オーガの一族が魔王軍に滅ばされる直前。この襲撃を阻止すれば、エブリンの闇落ちを阻止できるし、彼女の夫となり得る優秀なオーガも生き残るだろうという算段でした。

 ところが10年後、主人公はまたもやエブリンとの結婚式を迎えることになりました。彼女は「お前と結婚するのはオーガ一族と人間の仲立ちのため」だと、また不本意そうにぼやいています。

 その後も主人公は何度となく時を渡り、結婚の回避を試みますが、ことごとく失敗。魔王軍につこうが悪逆非道を尽くそうがハーレムを作ろうが、エブリンは何かしら理由をつけて求婚してくるのです。それはもう、改変しようのない“運命の愛”なのでは……?

 主人公は幾度のループを経て、その事実にようやく気付いた様子。再び「オーガ族生き残りルート」をやり直すと、エブリンが言う何度目かの「甘っちょろい恋愛感情など持ち込むなよ」に、「俺はお前のこと好きだから持ち込むぞ!」と告白するのでした。

 「どうあがいても結婚」「ただただかわいい」「末永く仲良しでいてほしい」と、ハッピーエンドで読者を和ませたこの漫画。漫画家の杉浦次郎(@sugiura_jirou)さんが作った原案を「妻が作画してくれました」とのことで、「奥さん絵うまい!」と感心する声も上がっています。

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作品提供:杉浦次郎(@sugiura_jirou)さん

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