手書き文字からオリジナルフォントを自動生成するAIサービス　フォントワークスの実験仮想都市「MOJICITY」で公開

　フォントワークスは1月24日、開発途中のアプリケーションなどを公開し、開発・成長・発展していく実験仮想都市「MOJICITY（もじシティ）」をスタート。第1弾サービスとして、手書きの文字データからAIがフォントを自動生成する「AI JIMOJI」をリリースしました。

　MOJICITYサイト内の「AI JIMOJI」から試すことができ、ひらがな46文字を書くだけでオリジナルフォントが自動的に生成されます。タブレット、PC、スマートフォンからの利用が可能。

　オリジナルフォントは、ひらがなの他に、カタカナ、アルファベットもAIが書き方を真似て生成。太さも「ほそい」「ふつう」「ふとい」から選択でき、フォントファイルは入力したメールアドレスに送信されたURLからダウンロードして利用可能です。

　学習データが多く集まることで、より多くの文字、より個性的な文字が生成できるようになるとのこと。ちなみにこちらはプロトタイプ版サービスとなります。

　同社は今後のMOJICITYについて、ユーザーとともに仮想都市とアプリを発展・成長させ、文字・フォントに興味のある人々が楽しめる空間を目指していくとしています。また現在取り組んでいる研究成果を公開したり、クリエイター同士がつながることができるコミュニティーの導入も予定しているとのこと。