コミケ100は8月13日・14日の2日間 参加者は1日8万~9万人 企業ブース半減
事前販売の入場チケットが必要になります。
コミックマーケット準備会は、2022年夏開催の「コミックマーケット100」(C100)を8月13日・14日の2日間開催とすることを発表しました。
従来は次回の開催日程はカタログで発表していましたが、今回はC99の分析・検討なしで次回の方針を決められなかったことや、会場の調整もあり発表が遅くなったと説明。
C100は東京ビッグサイトの全ホールを使用し、サークル数は約2万2000サークル、総参加者数は1日当たり8万~9万人を予定。サークル数はC99と同程度ですが、総参加者はC99の1日当たり5万5000人から増加しています。企業ブースはC99から半減になるとのこと。
C99に続きC100でも入場は事前販売のチケットが必要になります。来場者増に伴って開場は30分繰り下げて10時30分とし、東地区・西南地区の移動は入場後から可能とする予定。感染症対策として、ワクチン・検査パッケージ、またはそれに準じる施策が実施されます。
従来は3日間開催だったところを2日開催としたことについては、炎天下でマスクを付けたままでの3日間開催は参加者の体力的な問題も予想されること、コロナ禍で参加できない準備会スタッフも少なくなく、万全の体制を3日間にわたって組むことができるかへの懸念があったことを理由として挙げています。
サークル数は1日当たり1万3000程度とする予定だったものの、検温やワクチン・検査パッケージの実施場所、待機用スペースをビッグサイト内に確保することになり、1日1万1000サークルに。
その理由として、夏は炎天下となり「屋外を移動した直後に適切な検温を実施するのが困難」なため、検温やワクチン・検査パッケージを屋内で実施する必要があったものの、会場周辺で代替場所を確保できなかったと説明しています。また2019年の夏コミで入場トラブルが発生し、熱中症などの傷病者が発生したことを受け、「参加者に徒歩で長距離移動させるのは安全面から難しい」ことから待機場所も屋内に設けることになったとしています。
入場チケットの詳細は7月ごろに発表の予定。参加者に「特段の理由がない場合は、なるべく事前にワクチンの3回目接種を済ませてご来場いただければ幸いです」と呼びかけています。
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