予想価格は1億円オーバー　シェルビーが手がけたトヨタ「2000GT」が海外オークションに登場

　フォード「マスタング」の特別モデルなどで知られるチューニングブランド「シェルビー」より、特別なカスタムが施されたヨタ「2000GT」が登場。2022年3月に行われる海外オークションに出品されます。

　シェルビーはカーデザイナーとして知られるキャロル・シェルビーに由来するチューニングブランド。1965年のル・マン24時間レースで優勝した「GT40」のほか、マスタングの上位モデル「シェルビー マスタング」など、現在まで語り継がれる多くのクルマを送り出してきました。

　そんなシェルビーがカスタムを施した2000GTは、過去にトヨタ自動車とヤマハ発動機が共同開発したスポーツカー。1967年から3年間で、わずか300台ほどしか生産されず、その希少性や優雅で美しいデザインなどから、高い評価を得ている伝説の名車です。

　シェルビーがカスタムした2000GTは、SCCA（スポーツカークラブ・オブ・アメリカ）クラスのCシリーズに参戦していたレーシングカーで、レースのためサスペンションなど各種パーツをアップグレードしているだけでなく、エンジンも約200馬力まで強化されています。

　ただでさえ貴重な存在である2000GTということで、落札価格は高額になるのは必至。海外メディアによれば100万ドル（約1億1400万円）以上で取引されると予想されていますが、過去のオークションでは通常の2000GTに1億2000万円の値が付いたこともあり、予想よりも高額な落札価格になるかもしれませんね。

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