ニュース

亡き父がダイヤモンドになる 遺骨で作った「メモリアル・ダイヤモンド」の投稿に反響 サービスが生まれた思いを聞いた(1/3 ページ)

日本法人設立のきっかけも「死後はダイヤモンドとして妻に」。

advertisement

 亡き父がダイヤモンドになって帰ってくる――そんな言葉と共に投稿された一粒のダイヤモンドの写真が、Twitterで大きな反響を呼んでいます。

反響を呼んだダイヤ(画像提供:みっぽんぽん(@MitsuPongPong)さん
投稿者のお父さんのお骨でできている!?

 投稿したのは漫画家のみっぽんぽん(@MitsuPongPong)さん。写真のダイヤは2021年5月に亡くなったお父さんの遺骨で作ったものだと言います。同年夏に遺骨をスイスへ送り、最近日本へ帰ってきたとのことで、みっぽんぽんさんは「うちに来るのを楽しみにしているよ!」と完成したダイヤを待ちわびる思いをつづっています。

みっぽんぽんさんは2021年5月に自宅でお父さんを看取りました

 みっぽんぽんさんがダイヤの作成を依頼したのは、スイスの「アルゴダンザ」という会社。遺骨や遺灰、遺髪から作ったダイアモンドを「メモリアル・ダイヤモンド」といい、同社の日本法人「アルゴダンザ・ジャパン」によると、遺骨の中に含まれる炭素を取り出し、人工的に高温高圧を加えて作るそうです。

advertisement
メモリアル・ダイヤモンドを作る会社はスイスのほか、米国にもあります

 

アルゴダンザ・ジャパン」公式サイトのトップページ

 アルゴダンザは代表のリナルド・ウィリーさんが、2004年に設立。植物の灰で合成ダイヤモンドを製造できるという科学の記事を読んだことがきっかけで「遺灰からダイヤモンド」を作るというアイデアが生まれたといいます。翌年に設立されたアルゴダンザ・ジャパン(静岡県)の代表、法月(のりづき)さんに日本でのサービス提供のきっかけやツイートの反響について聞いてみました。

メモリアル・ダイヤモンドができるまでを動画で紹介
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「ロッチ」中岡、顔にたっぷり肉を蓄えた激変ショットに驚きの声 「これ…ヤバいって」「すごい変身っぷり」
  2. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  3. 「東京チカラめし」約2年ぶりに東京で“復活” まさかの出店場所に驚き「脳がフリーズしそうに」
  4. 「今までなんで使わなかったのか」 ワークマンの「アルミ帽子」が暑さ対策に最強だった 「めっちゃ涼しー」
  5. 「ヒルナンデス!」で道を教えてくれた男性が「丁(てい)字路」と発言 出演者が笑う一幕にネットで批判続出
  6. 「新紙幣出てきたんだけど」 レジで“千円札”見た若者がポツリ→まさかの正体にショック広がる 「そうだよねえぇ」
  7. 大谷翔平がエスコート 真美子さん「ドジャース奥様会」に再び登場で頭ひとつ抜き出る
  8. 16歳お姉ちゃんと0歳弟、赤ちゃんが泣くとすぐに抱っこして…… 愛をそそぐ姿に「愛しさ溢れてて号泣」「いいね1万回押したい」
  9. 地元民向け“バリカタ仕様”の袋麺だと思ったら……思わぬ落とし穴に「トラップ仕掛けられてる」「自分も引っかかった」
  10. 炊飯器いっぱいに炊けまくった米…! 「5.5合炊いて」が生んだ悲劇に「全米が泣いた」「笑いすぎてしんどい」