ニュース

「ピンクリボンデザイン大賞」ポスターに物議→協会が謝罪 「乳がんは“当たり”じゃない」「大喜利に使うな」と批判集まる(1/2 ページ)

協会は「お詫びを申し上げます」と謝罪しました。

advertisement

 乳がんの予防・検診を推進する「ピンクリボンデザイン大賞」のこれまでの入選作品に対してSNSで批判が噴出している問題について、日本対がん協会は21日に公式Webサイトで言及。「お気持ちを傷つけてしまった患者さんやご家族のみなさまにお詫びを申し上げます」と謝罪しました。

 批判のきっかけになったのは、「第17回 ピンクリボンデザイン大賞」ポスター部門のグランプリ作品。作品ポスターは、福引器の受け皿に“当たり”を意味するようなピンク色のボールが添えられたデザインでしたが、このポスターに対して「何これ?抽選であなたが当たりました、みたいな。馬鹿にしてる?」「ガラポンて…がんサバイバーに対する配慮がなされてないですね」など多くの意見がSNSで投稿されていました。

 さらに過去の作品に対しても、「おまえひとりの、おっぱいじゃないんだぞ。」「ウエストよりも気にしてほしい」など、女性に対する偏見や性差別を助長するような内容が含まれていると議論を呼んでいます。

advertisement

 協会は、声明で「これまでの入選作品に対し、問題点を指摘する多くのご意見が寄せられております。選考の責任はわたくしども協会にあり、お気持ちを傷つけてしまった患者さんやご家族のみなさまにお詫びを申し上げます」と謝罪。意見を受け止め、今後よりよい啓発活動のあり方を探るとしています。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  6. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  7. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  9. 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  10. 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」