元プロレスラーのキラー・カーン、S状結腸がんを公表「かなり進んでいる」 22日から入院「必ず帰還します!」(1/2 ページ)
絶対勝って戻ってきてほしい。
1970年代から1980年代にかけて活躍した元人気プロレスラーのキラー・カーンさんが、3月19日にYouTubeチャンネル「キラーカーンTV」を更新。大腸の検査をした結果、S状結腸がんであることが判明したそうで22日から入院すると伝えています。
19日に投稿された「ファンの皆さまへ 生死をかけた戦いに行ってきます! 必ず帰還します!」というタイトルの動画では、カーンさんに代わり、スタッフが本人から託された手紙を原文のまま公開。手紙でカーンさんは「ちょっと残念なお話をさせて頂きます」と前置きしながら、自転車の事故や経営していた居酒屋の閉店、誹謗(ひぼう)中傷、新しいお店の契約などが重なったストレスでダウンしていたことを告白。YouTubeで発信することだけが楽しみだったそうですが体調不良となり病院で検査したところ、大腸の一部であるS状結腸にがんがあることが判明。22日に入院し、手術することになったとのことです。
病状について「かなり進んでいるみたいですけど」としつつ、「自分は必ず復帰(復活)してまた皆さんとお会いしたいです」と強い意思をコメント。「必ず生還しますので待っててください」とファンに呼びかけていました。
なお「キラーカーンTV」の今後については、一任されたスタッフが動画のストックを随時公開していくとのこと。最後にカーンさんは「俺は必ず皆さんの前に戻ってきます。じゃあ戦いに行ってきます。皆さんお元気で」という言葉で締めていました。
ファンからは「カーンさんが早く良くなり元気に復活されるのを心より祈っています」と早期回復を願う声とともに、「カーンさんなら乗り越えることができるはずと固く信じております」「お大事になさって下さい。必ず戻って来て下さると信じています」というエールが多く届いています。
カーンさんは1971年1月に日本プロレスに入門し、11月に「小沢正志」のリングネームでデビュー。1973年4月には坂口征二さんらと新日本プロレスに移籍。国内だけでなく海外へも盛んに遠征し多くの勝利をあげ、1979年にはアメリカ本土に進出したことをきっかけに「キラー・カーン」に改名しました。
1980年からはアメリカの「WWF」(現WWE)に参戦。トップクラスのヒールとして活躍し、1981年5月には、ニューヨーク州チェスターで開催された“大巨人”の異名で人気を博したアンドレ・ザ・ジャイアントとの試合で人気が急上昇し、世界的なメインイベンターとして知られるように。その後、数々の試合に出場し、1987年11月に引退します。引退後はスナックや居酒屋などを運営するなど、経営者としても手腕を発揮。2020年11月にはYouTubeを開設し、プロレス界の裏話などを披露していました。
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