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子どもが磁石や吸水樹脂ボールを飲みこまないためにどうするか 死亡する可能性も、消費者庁が対策や誤飲した際の対処法を紹介(1/2 ページ)

開腹手術が必要な事故も起きています。

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 消費者庁が、子どもによるマグネットボールや吸水樹脂ボールなどの誤飲事故を防ぐため、注意ポイントや誤飲した時の対処法などの情報を発信しています


(消費者庁発表資料より)

 同庁によると、磁石や吸水樹脂ボールなどが持つ特性や誤飲後の体内での変化は、子どもにとってとても危険。磁石同士が消化管を挟んでしまったり、吸水樹脂ボールが体内で膨らんで消化管内で詰まったりします。飲み込んだ後に開腹手術が必要な事故も起きており、死亡に至る可能性もあるということです。


磁石を誤飲した時に起こりうること(消費者庁発表資料より)

 誤飲事故を防ぐ環境をつくるため、同庁は子どもの発達や行動特性に関する情報を紹介。3歳児の口の大きさは約4センチでこれより小さいものは口に入ることや、小さな子どもはつかんだものを何でも口に入れることなどを挙げました。

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腸液を想定した模擬液に吸水樹脂ボールを漬すと……(消費者庁発表資料より)

 注意点としては、おもちゃを買う時には子どもの発達や安全に配慮されたものを選び、対象年齢を十分に見ること。破損などがないか日頃から点検することなどを勧めています。

 もし誤って子どもが飲み込んでしまった場合には、誤飲対処早見表を参考に、医療機関を受診するよう要請。


誤飲対処早見表(消費者庁の発表資料より)

 受診する際、基本的には吐かせずに、誤飲したものと同じものがあれば持参するよう呼びかけています。

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