リンパ腫で入院していた元保護猫が退院、わが家に帰ると……　同居犬猫たちの家族愛や甘える姿に胸が熱くなる

　リンパ腫で入院していた元保護猫さんと、そんな大切な家族の帰りを待っていた猫ちゃん・ワンちゃんたち。ついに退院の日を迎え、再会したときのそれぞれの反応が温かくて胸に来ます。動画は4月6日時点で再生数15万回を記録するなど、話題となっています。

　動画を公開したのはYouTubeチャンネル「TOTO猫アンドDUFFY犬」さん。

　リンパ腫と診断され、入院して化学療法を行っていた白猫の「シロップ」ちゃんが、退院して久しぶりにわが家に帰ってきました。するとキャリーバッグを開ける前に、同居猫の「チャナ」ちゃんと「メイプル」ちゃん、さらに愛犬の「ダッフィー」くんも、みんな「おかえり！」とばかりに駆け寄ります。

　シロップちゃんは自由に歩き回れることがうれしいようで、しばらくウロウロ。そして見守っていると、母親代わりの存在であるチャナちゃんからはじまり、先住猫の「トト」くん、ダッフィーくんへと、順番にかわいい“頭突き”であいさつをしていく姿が。「ただいま」以上に愛を伝えるかのような様子に心があたたまります。

　ただ、子猫のころに一緒に保護された双子猫のメイプルちゃんに対しては、匂いが違うように感じてしまったようで、シロップちゃんの方がちょっぴり威嚇してしまう場面も。それでも深い絆で結ばれたふたりのこと。きっとすぐに以前の仲良しな関係に戻れると飼い主さんは信じています。

　その後も、何度もチャナちゃんにくっついて甘えるしぐさを見せたシロップちゃん。チャナちゃんの方もその日の夜、わが子を「がんばったね」と褒めるように、シロップちゃんの毛づくろいをする姿がみられました。

　シロップちゃんは、まだこれから半年ほど抗がん剤治療をしていきます。今回の入院で「いつも一緒にいられることが当たり前ではないということ」を改めて感じたという飼い主さん。動画の最後には、温かい家族とその絆を「なにがあっても守ってあげたい」と、心からの思いも語っています。

　猫ちゃん・ワンちゃんたちの行動から伝わってくる家族愛に、コメント欄では「動物も人間も愛し愛されてるのがよくわかる」「みんな待ってたよ～！って言ってるみたいで泣けました」と感動の声が寄せられ、そしてたくさんの「退院おめでとう」の言葉と「早く良くなりますように」と祈る声が届いています。

　同YouTubeチャンネルでは、殺処分になってしまう直前だったメイプルちゃんとシロップちゃんの子猫時代から現在までの動画や、チャナちゃんを保護したときの動画が公開中。Twitter（@DuffyToto）／Instagram（@toto20170422）では、日常のかわいい写真などを見ることができます。

画像提供：YouTubeチャンネル「TOTO猫アンドDUFFY犬」さん

オススメ記事