お仕事はかどるかな？　東海道・山陽新幹線に「ビジネスブース」試験導入、5月9日から（1/2 ページ）

　東海道・山陽新幹線に、ビジネスパーソン向けの新設備「ビジネスブース」が5月9日に登場します。

　ビジネスブースは、室内にテーブルやハイチェア、コンセントを設置し、短時間の打ち合わせやWeb会議、電話などに利用できる個室スペースです。東海道・山陽新幹線の最新車両「N700S」のうち、3編成に試験導入します。

　7号車・8号車間のデッキに設置し、7号車の乗客のみが利用できます。利用は1グループ2人まで、利用時間は1回30分以内。料金は当面無料です。

　利用するには、乗車後、7号車座席の案内リーフレットに記載のQRコードから予約サイトにアクセスし、順番を確保します。順番になるとメールで通知が届きます。空いている場合は、ブース内のタブレット端末を直接操作して利用することも可能です。

　東海道・山陽新幹線では、全てのN700AおよびN700Sの喫煙ルームのうち、7号車の喫煙ルームを3月12日に廃止しています。ビジネスブースはこの廃止となった7号車の喫煙ルームを転用する形で、一部の編成に整備したものです。該当列車の運行については、当日の朝にWebサイトで告知します。

（大泉勝彦）