「もうごみを食べなくてもいいように」→“まんぷく”と名付けられた元野良猫 飼い主の愛情で表情が柔らかくなっていく姿に感動
これから飼い主さんと幸せな時間を……!
保護されるまでごみを食べていた野良猫が、現在の飼い主さんと出会い、手術を受けて少しずつ表情が柔らかくなってきた動画がTikTokで注目を集め、4月14日時点で34万回以上再生されています。
投稿主(@ame_puku)さんがその猫ちゃんを発見したのは、会社のごみ置き場。体はやせ細っており、目の前で木の枝や石を吐いていたそうです。
さらに出血している姿を見て、当初家に引き取ることは厳しいとおもいつつも、どうしても見過ごせないと保護。急いで病院に連れて行って検査すると……。
きっと食べ物がなくて生きることに必死だったのでしょう。猫の胃の中には大量のごみや金属片などがあることが分かりました。そしてそのまま開腹手術をすることに。
猫は病院に5日間入院し、退院後はついに投稿主さんのお家へ。投稿主さんは最初、先住猫との関係を心配して里親を探していましたが、術後のケアの心配や、やっぱり自分の手で幸せにしてあげたいという強い気持ちから、家に迎えることを決めました。もちろん、かかりつけ医とも相談し、最初は2カ月の隔離予定。現時点ではケージ越しの対面だけですが、無事にあいさつはできたようです。
そうして新しい家族となった元野良猫の女の子は、「これからはごみを食べなくてもいいように、満腹で満福な人生を送れますように」という思いを込めて、「まんぷく」ちゃんと名付けられました。
手術後は人間に対して怒るような表情を見せていたまんぷくちゃんでしたが、徐々に慣れてきたのか明るい表情に。まだ数日間ですが、まん丸お目々のかわいらしいお顔で飼い主さんを見つめる姿から、ようやく安心できた猫ちゃんの心の変化を感じて胸が熱くなります。
この動画には、「素敵な方と出会って本当によかった」「こんなに表情変わるんだ」など、まんぷくちゃんが保護されたことに安堵(あんど)するコメントがたくさん寄せられています。
ちなみに先住猫も女の子で、名前は「あめ」ちゃん。元保護猫で、まだ小さい子猫の頃に漏斗胸と診断され、それを理由に捨てられたかもしれない猫ちゃんでした。飼い主さんは酸素室をレンタルしたりと、できる限りのことをし、あめちゃんもそれを受けて一生懸命頑張り、ついに4月に1歳の誕生日を迎えました。
飼い主さんはTikTok(@ame_puku)とInstagram(@ame_20210408)に日常の写真や動画を公開しています。あめちゃんの小さい頃の記録や、飼い主さんにかわいく甘える姿も見ることができますよ。
画像提供:あめ&まんぷく(@ame_puku)さん
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