オシム元監督が死去、選手から感謝の声続々 阿部勇樹「今の自分があるのは、オシム監督の指導のおかげ」(1/2 ページ)
お悔やみ申し上げます。
サッカー日本代表で2006年から2007年まで監督を務めたイビチャ・オシム元監督が5月1日、オーストリア・グラーツの自宅で死去。80歳でした。
オシム元監督が2003年から2006年途中までの約3年半にわたり監督を務めたジェフ・ユナイテッド市原は公式サイトに追悼文を掲載。「在任中はクラブの発展のために多大なるご尽力をいただきました」と在任中の功績や、プロフィールを紹介しています。また「私たちがオシム氏からいただいた最後の言葉」として佐藤勇人CUOとの対談インタビューから、「もし監督が必要ならここにいるぞ」という言葉を紹介しています。
オシム元監督に見いだされた元市原キャプテンの阿部勇樹さんは1日、訃報を受けて「まだまだこどもだっだ、自分を鍛えてくれた恩師!(原文ママ)」「今の自分があるのは、オシム監督の指導のおかげ」と感謝の言葉をTwitterへ投稿。阿部さん自身、2021年に現役を引退し、現在は浦和レッズのコーチとして指導者の道を歩み始めており「必ず報告しに行きます」と今後の意欲を伝えました。
その他、巻誠一郎選手、西川周作選手、水野晃樹選手、鈴木啓太さん、播戸竜二さんら、関わりの深かった選手たちが追悼文を投稿。また熊谷俊人千葉県知事も「私たち千葉にとってはナビスコカップを始め、ジェフに勝利とスピリッツをもたらしてくれた監督です」とTwitterへ投稿しています。
オシム元監督はボスニア・ヘルツェゴビナ出身で、ユーゴスラビア代表選手として活動したあと指導者へ転向。2007年の日本代表在任中に脳梗塞で倒れ道半ばにして退任していたため、Twitterにはサッカーファンから「オシム監督の作る日本代表をもっと観たかった」「『もし、あの時オシムが…』と考えない日本のサッカーファンはいないだろう」とあらためて惜しむ声が数多く寄せられています。
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