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ドイツのビール文化と日本のコスプレ文化が融合!? ドイツのアニメファンイベント「aniMUC」に行ってきた(1/3 ページ)
オクトーバーフェストですか? いいえ、アニメのイベントです!
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ドイツ南部、ミュンヘン近郊の町フュルステンフェルトで、4月29日から5月1日の週末にアニメファンイベント「aniMUC」(以下「アニムック」)が開催されました。毎年春に開催してきたアニムックもコロナ禍により2年中止が続き、2022年は3年ぶりのリアル開催となりました。
アニムックはいわゆる「アニメ・コンベンション」と呼ばれる、欧米のファンイベントでは一般的な形式の総合イベントです。大小のステージとワークショップなどが行われる小規模な部屋に加えて、クリエイターのブースが並ぶアーティストアレイ、企業やグッズ販売業者が出店する物販エリアで構成されます。
ミュージカルやダンスバトルも
まず、メインステージでは、アイドルアニメのダンスグループによるパフォーマンスやミュージカルが行われていました。実はドイツではコスプレイヤーたちによるアニメやゲームを翻案したミュージカルが盛んに行われています。
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サブステージで盛り上がっていたのは、コスプレ・ダンスオフでした。これはフリースタイルによる1対1のダンスバトルで16人がトーナメント戦で戦いました。選曲はランダムなのがミソ。ノリの良いアニソンからドイツの「演歌」と呼ばれることもある「シュラーガー」までさまざまな曲が流れ、即興で踊るダンスに客席もヒートアップしていました。
ワークショップに関しては、コスプレ衣装の制作に関するものは以前からよく見かけますが、欧州各地の日本に関連する建物や場所を紹介する発表が行われていたのは、日本への観光旅行ができないドイツの今を強く反映しているようでした。
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