名曲でノリノリ! 米ウォルト・ディズニー・ワールドの新アトラクション「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」がすごかった:ピーター・クイルもWDWに来ていた?(3/3 ページ)
米フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドにオープンの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のアトラクションを体験してきました。
コロナ後のテーマパークは?
前回現地を取材したのは、コロナによる休園直前の2020年3月でした(関連記事)。現在はマスク着用も必須ではなくなり、ゲストの数も元に戻っていると思うほどの大盛り上がりでした。
ウォルト・ディズニー・ワールドでは2021年10月から、50周年を記念したイベント「世界で一番マジカルなセレブレーション」が開催されています。エプコットもガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのアトラクションだけでなく、ネズミの大きさになってキッチンを逃げまくる「レミーのおいしいレストラン・アドベンチャー」がオープン。テレビでも大きな話題になった、宇宙レストランこと「Space 220」などが人気です。
このレストランは地球の上空220マイル(354キロメートル)に浮かぶ宇宙ステーションでダイニングを楽しむというコンセプト。移動手段はなんと宇宙エレベーター。出発すると上空からみたウォルト・ディズニー・ワールドをちょこっと見ることができます
また、リゾート内ではあのシルク・ドゥ・ソレイユとディズニーの新演目「ドロウン・トゥー・ライフ」が2022年11月に開演しています。特にドロウン・トゥー・ライフは前回取材時に最初だけ見ることができたものの、コロナで開演が延期になったこともあり感慨深いものがありました。
今回、「ドロウン・トゥー・ライフ」の日本人パフォーマーに話を聞くことができました。意外なことに多数の日本人パフォーマーグループが参加しており、日本発祥である男子新体操のグループ、そして一輪車演舞のグループが日本人として参加しています。全体を通しても非常に強い印象を与えるシーンでの中心的メンバーで、個人的にもうれしい気持ちになりました。
ドロウン・トゥー・ライフはシルク・ドゥ・ソレイユならではの方法で、いのちの躍動を体で表現しており、それがアニメーションの原義である「いのちを吹き込む」表現そのもので、実は親和性の高いものだったと感じました。ウォルト・ディズニー・ワールドに行く際には、ぜひこの演目を見ることも計画に入れてください。個人的には大変感動しました。
人生一度はウォルト・ディズニー・ワールドへ!
ウォルト・ディズニー・ワールドは世界のディズニーパークでは日本から最も遠い、飛行機も乗り継ぎが必要な場所ではありますが、個人的にはディズニーが考える“リゾート”を体現した場所であると考えています。むしろ今の状況だからこそ、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールドを選ぶのはとてもよい選択です。
現在は出入国において陰性証明が必要であること、またウォルト・ディズニー・ワールドにおいても入園するパークを事前に予約することが必須であることはハードルかもしれません(加えて円安が……)。しかし、人生にはリゾートが必要なはずです。心を休めようと思ったときに、ウォルト・ディズニー・ワールドの楽しそうなアトラクションやステージショーがほんの少しでも思い浮かべば、レポートを書いたかいもあるというものです。
写真クレジット:As to Disney artwork, logos and properties:(C)Disney/2022 Marvel
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