ニュース

中古店で買った4500円の胸像、なんと2000年前のものだった 第2次世界大戦下で消えたローマ時代の作品(1/2 ページ)

もともとのコレクターは19世紀のドイツ、バイエルンのルートヴィヒ1世。

advertisement

 中古品を販売するお店で35ドル(約4500円)で購入した胸像が、第2次世界大戦中にドイツから消えた、ローマ時代の作品だったことが明らかになり海外で話題となっています。

紀元前1世紀から紀元1世紀ごろの作品とされている

 米テキサス州のアートコレクター、ローラ・ヤング(templeofvintage)さんは、2018年に地元のチャリティーショップで大理石の胸像を購入。日頃から骨董品を探していたローラさんは、購入した胸像の古さや摩耗に注目して、専門家の力を借りて起源を調べていたといいます。

 胸像は競売企業として知られるサザビーズにより査定され、作られたのは紀元前1世紀末から紀元1世紀ごろのローマと判明。ユリウス・カエサルに内戦で敗れたグナエウス・ポンペイウスの息子の像の可能性があるといいます。

advertisement

 もともとのコレクターは19世紀のドイツ、バイエルンのルートヴィヒ1世で、胸像は第2次世界大戦中に行方不明となっていました。どのような経緯でテキサス州にやってきたのかは謎のままです。

 胸像は2023年にドイツに返還される予定。返還までの2023年5月まで、テキサス州のサンアントニオ美術館(SAMA)で公開されています。

ローラさんにより4500円で購入された胸像(画像はSAMAのInstagramから)
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  7. 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  8. “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. これ自宅なの!? 浜崎あゆみ、玄関に飾られたクリスマスツリーのサイズが桁違い 豪邸すぎてパーティー会場と間違われたことも