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ポポーポポポポでおなじみ「呼び込み君」を再現した玩具がAmazonでとんでもない価格に 定価の20倍以上、“本物”との誤認狙いか(1/2 ページ)

定価800円のところ、1万8000円を超えるものも。

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 「ポポーポポポポ」でおなじみの「呼び込み君」を自宅に呼び込めるミニトイ「呼び込み君ミニ」が、Amazonで高額販売されているとしてTwitterで話題です。定価が792円であるのに対し、販売価格はその20倍にも吊り上げられています。“本物”の「呼び込み君」が2万3980円であることから、勘違いで購入させることが狙いかと思われます。

 「呼び込み君ミニ」はスーパーでよく流れる「ポポーポポポポ」という音を流す録音再生機「呼び込み君」をモデルにした青島文化教材社のホビー。2021年10月に初回の予約を受け付けた際には、5日もたたずに売り切れになったほどの人気商品です(関連記事)。

 編集部で調査したところ、Amazonでは記事執筆時点で、1万6000円以上の出品が5件、中でも最高額は1万8540円に及びました。中には同じ商品画像を使いまわしているものもあり、同じ人物が複数出品している可能性も考えられます。

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高額出品されている「呼び込み君ミニ」
メルカリでの相場は2000円程度

 Twitterでは「高すぎる」「再販求む」という声が多く寄せられており、中には「本物を買った方がマシ」という声も。

 こうした高額販売の状況について、「呼び出し君ミニ」の製造元である青島文化教材社に問い合わせてみました。実際に品薄なのか尋ねると、現時点(2022年5月)では在庫切れのため、オンラインショップやイベントにおける直接販売は行っていないとのことでした。

 しかし、青島文化教材社は「お客様に定価でお届けしたい」という思いから、転売対策を行っていると述べています。初回予約終了後に高額転売が見られた際は、再販をアナウンスすることで転売価格の引き下げを狙いました。また、2022年の5月には再販を求める声に応え、赤と青2種類の色違い「呼び込み君ミニ」をイベント限定で販売しました。

 今後、再販や再生産の予定はあるのかという質問に対し、同社は「現時点では生産コストや今後の需要の不安定さなどから、すぐに決定することは難しいですが、再販については前向きに検討しています」と回答。

 なお、青島文化教材社の公式通販では品切れ中となっている「呼び込みくんミニ」ですが、“本物”の「呼び込み君」を販売している群馬電機の公式サイトでは現在も購入可能です(記事執筆時点)。また、Amazonで“本物”の「呼び込み君」を購入する際も、高額で販売された「呼び込み君ミニ」と間違えないよう、注意が必要です

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