新婚旅行中に結婚指輪が海の底へ→ネットを通じて持ち主の手に戻る 奇跡的なタイミングで帰還した指輪に感動の声（1/2 ページ）
見つかってよかった。
新婚旅行のスキューバダイビングで結婚指輪をなくしてしまったものの、海の底からなくしたはずの指輪が見つかる奇跡的な出来事が起こりました。無事に見つかって、よかった……！
結婚指輪の持ち主は、Twitterユーザーのか が さ ん ろいず（@kagachan0810）さん。新婚旅行でダイビングを楽しんでいた最中に指輪が指から抜け落ちてしまい、海の底へ沈んでしまいました。ダイビングは複数人が参加しているため、落下した指輪を探すことを諦め、なくした場所を後ほど申告しました。
落とした場所がわかっていても、広い海では指輪が簡単に見つかりません。結婚式の思い出深い指輪を惜しみながらも、か が さ ん ろいずさんは新たに結婚指輪を注文することにしました。
ところが、新しい指輪を注文した後、「海で結婚指輪を見つけた人がいる」という情報が。「Pt 950 R4.3.1 M&K」と刻印されていることから、自分が海で落としたものであると確信し、か が さ ん ろいずさんは投稿者へすぐに連絡をしました。新婚旅行のダイビングは4月3日、発見報告は5月23日、1カ月以上の時を経て、指輪が無事に戻ってきたのでした。
指輪が無事に帰ってきたことについて、持ち主にお話を聞きました。
――結婚指輪をなくした詳しい経緯を教えてください。
か が さ ん ろいずさん 体験ダイビングの最中に手に違和感があり、目の前で指輪がヒラヒラと落ちて行きましたが、他の方もいたのでダイビングを続行しました。なくした時点でこのあたりで多分落としましたと申告しました。
――同じくなくしてから発見までの経緯を教えてください。
か が さ ん ろいずさん 発見された方が参加したダイビングのお店の方が、フェイスブックに投稿。投稿に心当たりのあった石垣島の私の参加したダイビングショップの方が、姉に連絡をくれました。そして家族LINEに「おまえのじゃないか？」と投稿され、画像の指輪が自分の指輪と確信したため、フェイスブックにて投稿者と連絡をとることになりました。
――指輪をなくした際はかなり動揺したかと思います。当時の心境と夫婦のやりとりで印象に残っていることを教えてください。
か が さ ん ろいずさん 「たぶん見つからないから新しいの買おうよ」と妻から励まされました。自分の心の中は結婚式で頑張ってくれたリングボーイや2人で指輪の交換した事などが頭をよぎり、元気が出ませんでした。
――ツイートではなくしてから一度諦めて同じ物を注文したとのことですが、お店側から何かリアクションはありましたか？
か が さ ん ろいずさん 購入したお店にはダイビング中になくしたと連絡を取り、また同じ指輪を刻印も同じで、サイズダウンで注文しました。「大変残念でしたね」と親身になってくださいました。
指輪が見つかったとの連絡を受けた際はすぐに連絡をしたところ、家族や妻と同じくらいびっくりしつつも喜んでくださり、温かい気持ちになりました。
指輪の発見者もSNSで持ち主を探してくれたこと、発見者の投稿を持ち主が参加したダイビングショップの人が見かけたこと、偶然が重なり無事に戻ってきたようです。か が さ ん ろいずさんの語り口からも、とても落胆していた様子や、指輪が戻ってきてほっとしていることが伝わってきます。
すてきな出来事に、Twitterでは「心が温かくなり感動しました」といった優しい感想が寄せられています。たくさんの人の思いやりによって起きた出来事に、ほっこりとした気持ちになれそうです。
画像提供：か が さ ん ろいず（@kagachan0810）さん
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