元楽天監督の田尾安志、難病“心アミロイドーシス”に罹患 自覚症状ゼロも医師「今すぐ車いすです」(1/2 ページ)
血液検査でまさかの判明。
プロ野球「東北楽天ゴールデンイーグルス」で初代監督を務めた田尾安志さんが5月30日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、妻である歌手のマダムレイさんとともに出演。自身が国の難病に指定されている「心(しん)アミロイドーシス」に罹患(りかん)していると明かしました。
心アミロイドーシスは、「アミロイド」と呼ばれるたんぱく質が心臓に沈着することで機能異常や不整脈などを引き起こす疾患。アミロイドの沈着は心臓以外にも腎臓、呼吸器、骨などさまざまな部位で発生する可能性があるもので、元プロレスラーのアントニオ猪木さんも心アミロイドーシスの治療を受けていることで知られています。
田尾さんは定期の血液検査で心臓に異常が見られたことから専門医による診察を受けたところ、「今すぐ車いすです」と告げられたとのこと。当初は自覚症状がなく、自転車に乗って病院に来ていただけに、非常に驚いたと振り返っています。
体内のさまざまな細胞を調べた結果、“心アミロイドーシスの可能性が非常に高い”との診断を受けた田尾さん。動画を収録した時点では肺気胸も患っており、時おりせき込む姿を見せていますが、こちらは快方に向かっているとのこと。難病への罹患も今では前向きに捉えており、治療を受けて現在の状態を維持するとしています。
また、レイさんは夫が複数の病を患ったことについて不安を抱えていたと告白。ファンに心アミロイドーシスとその症状を伝えるために動画を撮影したと説明するかたわら、田尾さんは「少しでも、何人かでもね。そういう人たちに貢献できれば」と、今回の報告が同じ病を抱えた人への支えとなることに期待を寄せています。
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