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スターウォーズ出演俳優への黒人差別をディズニーが批判 「人種差別主義者になることを選ばないでください」
俳優本人がInstagramで被害を明らかにしていました。
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「スター・ウォーズ」の新ドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」に出演中の黒人俳優モーゼス・イングラムさんに対し、ネット上で人種差別的な反応が起こっています。ディズニーは31日、Twitter上でこうした人種差別に対し、批判の意を示しました。
投稿では、「もし誰かが彼女を“歓迎されていない”と感じさせようとするのであれば、私たちは抵抗します」とコメント。そのうえで、「スター・ウォーズギャラクシーには、2000万種超の知覚種族がいます。レイシスト(人種差別主義者)になることを選ばないでください」と呼びかけました。
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モーゼス・イングラムさんへの人種差別をめぐっては、本人がInstagramのストーリーで、差別と誹謗中傷のダイレクトメッセージ(DM)が数100件と送られてきていることを明かしていました。
近年では、「スター・ウォーズ」シリーズに出演したアジア系俳優が人種差別被害でSNSの投稿を全削除する事態も起こっており、根深い問題としてファンとクリエイターを巻き込んだ論争となっていました。
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