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ジョニー・デップDV巡る裁判勝訴に喜び「人生を取り戻してくれた」 元妻アンバーは「時代への後退」と非難(2/2 ページ)

長い泥沼裁判、ついに評決。

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ジョニー・デップの声明全文

6年前、私の人生、私の子どもたちの人生、私に近しい人たちの、また幾年ものあいだ私を支え信じてきてくれた人たちの人生が、がらりと変わってしまいました。
瞬く間にです。
メディアを通し、偽りの、非常に重大な犯罪容疑が私にかけられ、憎悪に満ちたコンテンツの際限ない集中砲火を浴びた引き金になったわけですが、どれも身に覚えのないことばかりでした。それが刹那のあいだに地球を2周してしまって、私のキャリアと人生を激しく揺さぶりました。
そして6年後、陪審員は私に人生を取り戻してくれたのです。身の引き締まる思いです。
この裁判を続けることに決めたのは、直面する法的なハードルの高さと、私の人生が世界的な見せ物になるだろうことを十分に理解し、熟考したうえでのことです。
ごく初めから、この裁判の目的は結果がどうなろうとも真実を明らかにすることでした。真実を語ることは、私の子どもたちや、変わらず私を支え続けてくれた人たちのことを思えばやらなければならないことでした。ついにそれを達成できたとわかり、とても安らかな気持ちです。
私は、世界中から寄せられてくる愛、巨大な支援と親切に圧倒されてきました。真実を伝えるための私の探求が、男性でも女性でも私と同じような状況にある人達の助けになって、彼らを支える人たちが決して諦めることがない、その助けになることを望んでいます。そして裁判所でもメディアでも、有罪が証明されるまでは無罪と言う立場にいてほしいと願います。
ここまで来るのに自らの時間を捧げてきた裁判官、陪審員、裁判所の職員、保安官たちの気高い仕事、そして私が真実を伝える手助けをするためとてつもない仕事をしてくれた勤勉で揺るぎのない弁護団に謝辞を述べたいと思います。
またベストがやってきたわけではなく、ようやく新しい章が始まったのです。
“Veritas numquam perit.” 真実は決して滅びない。

アンバー・ハードの声明全文

今日の失望は言葉では言い表せないほどです。山のような証拠では、まだ元夫の不均衡な権力や影響力、支配力に立ち向かうには足りなかったのだと胸を痛めています。
この評決が女性にとって意味することについては、さらに失望しています。これは後退です。女性が発言し意見を述べると公然と屈辱を与えられた時代への後退です。女性への暴力は真剣に捉えるべきという考えを後退させるものです。
私は、ジョニーの弁護士たちは陪審員たちに言論の自由という重要な核心を見落とさせ、英国では勝利したほどの証拠を無視させることに成功したのだと思います。
この裁判に負けて悲しい、けれど、私はアメリカ人として持っていると思っていた権利、自由に公然と発言する権利を失ったようで、もっと悲しいのです。

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