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ジョニー・デップ、元妻アンバー・ハードとの泥沼裁判で証言 “DV被害”強調し「女性に手を上げたことない」と譲らず

2016年に離婚。

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 米俳優ジョニー・デップが現地時間4月19日から米ヴァージニア州の裁判所に出廷。元妻アンバー・ハードを名誉毀損(きそん)で訴え、家庭環境や元妻との関係について赤裸々に告白しています。

ジョニー・デップ
ジョニー・デップ(画像がジョニー・デップ公式Instagramから)

 現地時間19日の裁判には、ジョニーの実姉も出廷。母親が子どもの前で父親に手を上げるような人物だったと明かし、一方の父親はじっと耐え忍んでいたと告白。ジョニー自身は「女性に手を上げたことは生涯で一度もない」と強調しながら、反面アンバーが自身のフラストレーションや怒りをぶつけることがたびたびあったと主張し、父親の影響からか「どうにか結婚生活を続けよう、自分なら妻を助けられるはずだ」ともがいていたと話しています。

 また2015年に撮影のため滞在中だったオーストラリアで大げんかを起こし、アンバーから複数回ウオッカのボトルを投げつけられたことをあらためて主張。このとき負傷し欠損して短くなったという中指を見せる場面もあり、当時は彼女がトラブルに巻き込まれないよう手当てした医師へうそをついたことまで告白しました。

 この裁判は、2018年にアンバーが米紙Washington Postに寄稿した記事を巡って起こされたもの。アンバーも逆訴訟を起こす泥沼の法廷劇となっています。アンバーは現時点まで証言していませんが、弁護人は「証拠はアンバーが被害者だと示す」と自信をうかがわせていました。

 2011年公開の映画「ラム・ダイアリー」での共演をきっかけに交際を開始したジョニーとアンバーは、2015年に結婚したものの翌年離婚。アンバーがドメスティックバイオレンスを主張し接近禁止令を申請した影響で、ジョニーは「ファンタスティック・ビースト」シリーズからの降板を余儀なくされました。

 ジョニーは一貫してアンバーの主張を認めておらず、英The Sun紙の発行元を相手取った名誉棄損(きそん)訴訟を起こしていましたが、こちらは2020年に敗訴しています(関連記事)。

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