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自称“世界一ゆるい美容マンガ”が重版出来 『メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』作者に話を聞いた(1/2 ページ)

メイクするのが楽しくなりそう。

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 気づけば5年以上メイクが同じ、顔つきも変わってきたし、なんだかトレンドのメイクとズレがある気がする……。そんな悩みを漫画で解決する『メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』(ダイヤモンド社、1485円)が4月13日に発売され、現在4刷の重版がかかっています。


『メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』(ダイヤモンド社、1485円)

 同書は漫画家の吉川景都(@keitoyo)さんが、友人の美容部員BAパンダさん(@BA86181994)に聞いた、メイクのコツをまとめた1冊。「眉がなんとなく変」「アイメイクがなんとなく変」「スキンケアがなんとなく不安」など、多くの人が知りたいであろうポイントを漫画で解説しています。

 その分かりやすさはSNSでも話題になり、Twitterでは「目からウロコの数がすごい」「メリハリと骨格意識できるようになってきたぞ」「マスクで隠れてるから適当にしがちなメイク、久しぶりにきちんとしてみようかな」といった声も。

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 漫画は、吉川さんの等身大の悩みに答える形で、スキンケアからツールまで7つのチャプターに分けてメイクを解説。最後には、漫画内で紹介したコスメ一覧がまとまっているのもうれしいポイントです。


ファンデが崩れるというお悩みには、朝の洗顔から解説

 「崩れないベースメイクのコツ」のチャプターでは、「ファンデが崩れる」という吉川さんに対し、BAパンダさんが「朝の洗顔どうしてる?」と聞くシーンも。そうか、そこからか……と感心してしまいました。※このチャプターは、次ページので試し読みできます

 “世界一ゆるい美容マンガ”を謳いつつ、同じく悩む人の疑問を解決するこの漫画。作者の吉川景都先生とBAパンダさんにお話を伺いました。

―――この本の企画のきっかけを教えてください。

吉川先生:メイクマンガを描こうとか、本にしようとして始めた企画ではなかったんです。幼なじみのパンダさんとZoomで久しぶりに話したとき、私が「黙ってると怒ってるみたいな顔になっちゃうんだよね」と、雑談的に困りごとをつぶやいたのが、最初のきっかけでした。

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 「そんなことないよ~」とか返事がくると思っていたのですが、パンダさんから「眉毛変えるといいよ!」とアドバイスをもらって……。“美容部員”としてのパンダさんからのアドバイスに驚いたので、いろんな人にこの驚きを伝えたい! と思って簡単な漫画にしたのが最初でした。その後、マンガを描くたびにTwitterで大きな反響があり、書籍企画につながりました。

 まさか小学校の幼なじみと仕事することになるとは……。当時の私たちに教えたら、とても驚くと思います(笑)。

―――パンダさんにお聞きします。吉川先生から企画を聞き、どのように感じましたか?

パンダさん:「え、私が言ったことが本当に役に立つのかな?!」というのが率直な感想でした。吉川さんとは小学校からの幼なじみなので、聞かれなければメイクのアドバイスなんてしたことがありませんでした。眉毛のことも、「仕事モード」でアドバイスしたのは今回が初めてです。

 一方で、書籍になることで、現場の美容部員たちの魅力、お客様への思いを知っていただく機会ができたらうれしいなと思いました。

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―――吉川先生は本書でさまざまなテクニックを学ばれていますが、一番印象的だったものを教えてください。

吉川先生:私自身が不勉強なのもあって、どのテクニックも目からウロコ……という感じですが、あえていうなら「眉は1色で描かない」ですね。理由も分かりやすいし、実践したときの効果が見えやすいから好きです。

 マンガでは、どの項目もパンダさんが終始「こうなりたいなら、こうできるよ」と理屈から説明してくれているので、分かりやすいなあ~と思っています! 自分で描いたのですが、いまだに読み返して「ふむふむ」と実践しています。

―――読者や、この本を読んでほしい人にメッセージをお願いします

パンダさん:吉川さんのように何となくメイクが自分の理想とは違うなと感じられる方に読んで頂けたら、明日から今お持ちのアイテムが輝いて見えるかもしれません。そして本書を通して美容部員を身近に感じて頂ければと思います。

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吉川先生:この本を描いた今も、めちゃくちゃメイクがうまくなったりとかは全然してないのですが、とにかくメイクそのものが毎日とても楽しいです。「なぜそうするか」を考えるだけで、ルーチンが新鮮に思えるって不思議だなあと。ぜひいろんな方に読んでいただけたらうれしいです!

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