音の迫力が違いすぎる！　V8エンジンを搭載したトヨタ「86」が海外で話題に　フェラーリ・マセラティF136を移植（1/2 ページ）

　スバルと共同開発したトヨタのスポーツカー「86」にパワフルなV8エンジンを移植したカスタムカーが、海外で注目を集めていました。

　この86を手掛けたのは、海外のカーファクトリー「Sideways Fab＆Customs」を経営するインスタグラマー・Masterflexさん。ベースとなっているのは初代86のGTグレードです。

　86の心臓部に移植されたのは、フェラーリ・マセラティF136というV8エンジン。これは2001年から2019年にかけて、フェラーリ 458 スパイダーやマセラティ クーペなど、多くのスポーツカーに搭載されました。モデルによる差はありますが、最高出力は400馬力から600馬力ほどとされています。

　そんなハイパワーエンジンは、86のエンジンルームには収まりきらず、エンジンの上部がボンネットを貫通。なんだか鼻ピアスみたいなルックスです。見る角度によって変化するブルー＆パープルのグラデーション塗装が施されたボディーを持ち、リアには立派なウイングを装備しています。

　足回りはドリフト仕様に調整されているそうで、Instagramにはドーナツターンを披露している動画も。86とは思えない爆音と白煙を撒き散らしながらくるくるとターンを決める様子は迫力があります。

（春山優花里）