VTuber胡桃のあさん、所属の「ぶいすぽっ！」運営が2週間の活動休止措置を発表　「一部契約違反」があったため（1/2 ページ）

　バーチャルエンターテイメントが運営する「ぶいすぽっ！」は6月9日、所属VTuberの胡桃のあさんの行動に一部契約違反があったとして、2週間の活動休止措置を取ると発表しました。

　「ぶいすぽっ！」はeSports分野で活躍するVTuberが所属するグループで、胡桃のあさんはその中でもYouTubeのチャンネル登録者数44万人以上を誇る人気配信者。

　胡桃のあさんは6月1日、Discord上ですれちがいがあった相手とのやりとりのスクリーンショットを、相手の名前を伏せた形でTwitter上に投稿。ツイートは即日削除され、胡桃のあさんもその日の内に「みなさんに誤解や不安にさせるようなツイートをしてしまいました。当事者ともお話しと謝罪をしました」と謝罪を表明していました。

　「ぶいすぽっ！」運営は9日、1日時点で関係者から聞き取りをし、胡桃のあさんから関係者への謝罪を行っていたものの、事態を重く受け止めて9日からの2週間の活動休止措置を決定したと発表。休止措置までに時間を要した理由としては、段階的な調査を行ったためだとしています。

　運営側は今回の事案の発生原因について「運営としてもリスクマネジメント不足、およびメンバーへのフォロー不足に起因するもの」だったと捉えていると説明。今後の対策として、全所属タレントへの周知徹底と、より詳細なフォロー体制構築に努めていくとしました。

　この発表を受け、胡桃のあさんは「自分の未熟さが今回の件を引き起こしたと思っています。今後二度と同じような事がないよう、休止期間しっかり反省したいと思います」と、あらためて謝罪と反省をつづったツイートを投稿しています。