ニュース

東急ハンズ「ゴリラゲイ雨」ツイート後に謝罪 「差別的な文脈念頭になかった」(1/2 ページ)

元ツイートはすでに削除されています。

advertisement

 東急ハンズ公式Twitterが6月12日に「ゴリラゲイ雨が来たらちょっと困るけど、ゴリラゲイ雨を見てみたい気もする」などとツイート。数時間後、Twitter上で批判を多数集めたことから「不快に受け止められた方に謹んでお詫び申し上げます」と謝罪しました。

 「ゴリラゲイ雨」は「ゲリラ豪雨」の言い間違いから発生した言葉だとされ、ニコニコ大百科によるとその初出は2008年で、2012年ごろからTwitterトレンドに顔を出すように。

 東急ハンズがツイートをした12日にも各地で局地的な雷雨が発生しており、「ゴリラゲイ雨」がTwitter上でトレンド入りしていました。

advertisement
Twitter上でトレンド入りしていた(編集部で12日18時ごろに撮影)

 謝罪に対しTwitter上では無自覚であっても差別的な投稿をしたことに変わりはないとする批判のほか、謝罪文が受け手側に責任を転嫁するいわゆる「ご不快構文」的である点を批判する声が目立ちました。一方で「ゴリラゲイ雨」が言葉遊びから生まれた語であるとして、謝罪するほどではなかったとする意見や、批判意見を「言葉狩りだ」と逆批判する声も一定数上がっています。

 現在Twitter上で「ゴリラゲイ雨」と検索すると、このワードを無批判にツイートしているアカウントがほとんどで、ゴリラが空から降ってくるコラ画像を添えた例も見受けられます。しかし中にはネット上で有名なゲイポルノのキャラクター・セリフを交えたツイートや、そうした文脈から面白がるツイートも少なからずあり、差別的なニュアンスを含まないネットミームと解釈するのは苦しい印象です。

 東急ハンズは「差別的な意図は念頭になく投稿したものですが、そのような文脈で使用されることもある単語であるとの認識が不足しておりました。誠に申し訳ございません」と謝罪した上で、間もなく元ツイートを削除しています。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  2. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  6. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  7. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  8. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  9. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  10. 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」