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「ガタンゴトン」「プシュ~」 ホーム上の音を文字にする「エキマトペ」、上野駅で実証実験(1/2 ページ)
駅アナウンスの内容に合わせてフォントも変わるって……なんだか楽しそう!
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自動販売機の上に見慣れない装置が出現……! JR上野駅の1・2番線ホームで、音の視覚化装置「エキマトペ」を使った実証実験が始まります。実施期間は2022年6月15日~12月14日。
エキマトペは、ホームに流れるアナウンスや電車の発着音、ドアの開閉音などの音情報を、リアルタイムに文字や手話で表示する装置。
マイクで集音した駅の音情報をオノマトペに変換し、ホームに流れる「1番線、ドアが閉まります」といった定型アナウンスはテキストと事前収録したJR東日本の駅社員による手話動画とともにディスプレイ上で案内します。
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この他、電車の発着音やドアの開閉音などは手書きのアニメーションで、駅社員によるアナウンスは文章の内容に適したフォントで表現します。
エキマトペの実証実験は2021年9月の巣鴨駅に続く2回目で、今回は富士通、東日本旅客鉄道(JR東日本)、JR東日本クロスステーション、大日本印刷の4社が共同で実施します。実証実験を通じて、聴覚障害者をはじめとする駅利用者に対し、ダイバーシティーへの相互理解の促進とより安全・安心な鉄道利用の実現を図ります。
(大泉勝彦)
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