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「オンエアを見て全話で泣いていました」 サンド富澤、「マイファミリー」出演で“悶える思い”を長文投稿(1/2 ページ)

オファーが来た際には「1~2カ月は悩みました」と富澤さん。

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 俳優の二宮和也さんが主演を務める日曜劇場「マイファミリー」(TBS系)の最終話が6月12日に放送。「空飛ぶ広報室」「ごめんね青春!」に続く日曜劇場出演で、今回注目の大役を演じたお笑いコンビ「サンドウィッチマン」の富澤たけしさんが、自身のブログで出演への思いをつづりました。


吉乃一課長を演じた富澤さん(画像はTBS 公式YouTubeチャンネルから)

※以下、ネタバレ有り

 同作は完全誘拐事件に巻き込まれた人物たちのさまざまな感情や人間模様が浮き彫りになっていく、サスペンスやミステリーの枠組みに当てはまらないファミリーエンターテインメント。全ての発端となった5年前の心春ちゃん(野澤しおりさん)誘拐事件の真犯人が、最終回で神奈川県警捜査一課長の吉乃(お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の富澤たけしさん)だと判明しました。

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 富澤さんは「犯人だと数ヶ月黙っているのはかなりしんどかったです!」「オンエアを見て全話で泣いていましたが、我に返ると『いや、これ原因俺かいっ!!』と、人知れず悶えていました」と、抱えていた思いをようやく吐露。

 オファーを受けたときから「めちゃくちゃ面白くて絶対に話題になる」と確信したものの、あまりの大役に驚き断ろうと思ったそうで、「下手だ、芸人じゃなく役者にやらせろ、笑ってしまうだのと言われるのも想像できますし」と当初の本音を告白。「まわりの人にも相談して1~2カ月は悩みました」と悩んだ末、覚悟を決めたことを明かしました。

 また役作りに関して「犯人とわかるまでは事件以外のシーンではコミカルな役だろう」と思っていたところ、中盤で「こりゃ今後ふざけたりするシーンは出てこないな」と考えを改めたことを告白。さらに富澤さんが最初に想像していた計画的で冷酷な凶悪犯ではなく、「臆病で、焦って、身の保身の為に嘘を上書きしていく弱い人間に感じました」「焦って犯行が粗くなる吉乃と、強くなり、たくましく冷静に裏をかく温人。最後は立場が逆転」と、緻密な人間像を明かしました。


玉木宏さんに感謝をつづった富澤さん(画像はTBS 公式YouTubeチャンネルから)

 役を終え、「すごく難しい役でしたが、最終回を終えて一人でも自分を嫌いになってもらえたなら、吉乃一課長という人になれていたのかなと思います。めちゃくちゃ汗をかいてしまうことも、最後は逆にいい方に転んでくれました(笑)」と、感想をつづった富澤さん。オンエア後には予想通り「演技力がない、芸人じゃなく役者にやらせろ、笑ってしまう、お前と不倫などするか」など否定的なコメントも目にしたとのことで、「自分なりに努力しましたが、力不足で申し訳ありませんでした。でも、最後まで見て頂きありがとうございました」と、全視聴者へメッセージを贈りました。


ロスを恐れている人へ“サントラ”の勧め(画像は富澤たけし 公式ブログから)

 また反響は、お笑い界からも。PCを駆使する犯人が吉乃だと知った「ナイツ」の塙宣之さんから「そんなパソコン使えないだろ!!!」とメールが来たことをはじめ、「バナナマン」の日村勇紀さんや「ロケット団」の三浦昌朗さん、「アンタッチャブル」の柴田英嗣さん、同局の別ドラマで一課長を演じている「ネプチューン」の原田泰造さんらが声をかけてくれたことを明かした富澤さん。「どの現場でも犯人を見る目で見られ、みんな毎週楽しみにしていてくれたようで嬉しかったです」と、コメントしました。

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 視聴者からは「富澤さん大役お疲れ様でした!!」「最高でした!」「最後犯人として現れた時衝撃が強かったし、ほんとに嫌な人に見えました! 笑」「大量に垂れる汗も犯人の焦燥感、その場の緊迫感の演出に一役買っていましたね!」「不倫が理由? ちょっと何言ってるか分からない! 笑」「3ヶ月間楽しませてくださって、本当にありがとうございました!!」と、富澤さんをねぎらう声と、絶賛する声が寄せられています。本当にお疲れさまでした!

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