マジか~! AT大型二輪免許の教習車に予想外の新型登場、何とDCTの「NC750L」 CB400SFはどうなる? 変わりゆく自動車教習所の教習車(2/3 ページ)
MTもATもどっちもNC750かー。
大型二輪のAT教習車、これまでは「ビッグスクーター」 今後教習車にも多様な車種が登場?
新型教習車のポイントは、AT車にもNC750が使われるようになることでしょう。現行はスズキの「スカイウェイブ650」など650ccクラスのビッグスクーターを用いています。
これまでAT限定の大型二輪免許は「650ccまで」の排気量制限がありましたが、2019年12月の道交法改正でその排気量制限が撤廃されました(関連記事)。
ビッグスクーターくらいしか使い道がなかった大型二輪のAT限定免許ができた当時とは異なり、ビッグスクーターの他にDCT仕様をはじめとする「クラッチ操作がない」AT車種がグッと増えました。また、そもそも排気量の概念がないEV/電動バイクも普及しつつあります。
参考までにホンダのDCT搭載車には、フラグシップモデルの「ゴールドウイング ツアー」から、人気の「レブル1100」(関連記事)、マルチパーパスな「CRF1100 アフリカツイン」、スポーツツアラー「NT1100」(関連記事)などがあります。また、今後増えてくると期待される「ZERO Motorcycles・SR/F」(関連記事)のような高出力のスポーツ電動バイクもクラッチレスなので、実はAT大型二輪免許で乗れます。
NC750L(AT教習車仕様)は、車体の見ためはMT仕様車とほとんど同じながらAT教習用です。運転特性がガラリと変わるので実は“意外と難しくて驚く”教習時のAT大型スクーター。そのため大型スクーターが教習車から完全になくなるわけでもないとは思いますが、それにしてもDCTの教習車が登場するとはちょっと驚きです。
コロナ禍を機に再びバイクの利便性や楽しさが見直され、免許取得希望者も爆増、でも多すぎて受け入れられず泣く泣く入校制限を掛けている教習所も多くあると聞きます。
一方で、大型二輪の教習車にハーレーダビッドソンのような大型バイクを導入する教習所もあります。ATのNC750Lとともに、また電動バイクなどの流行も含めて「車種をいろいろ選べる」と、教習所通いも楽しく、バイクに乗りたい! と思う人はより増えそうです。教習所で乗ったバイクって意外と深く思い出に残りますからね。
そうそう、だからこそ多くのライダーが多少なりとも思い入れのある定番の普通二輪教習車、「CB400スーパーフォア」(関連記事)は、今後何ベースになるのでしょう……。
普通二輪免許の定番教習車「CB400スーパーフォア」。生産終了で、今後何になるのでしょう……。ホンダだと現行スタンダード車の定番GB350とか、400Xとかですかね、うーん。250ccでもいいならば、CB250RとかMT-25/03……、YZF-R25、GSX250R、ZX-25R、Ninja 400のようなフルカウルスポーツ系はどうも違うでしょうし、もしかしてカワサキが出すとうわさの400ccマルチな車種が狙っていたりして
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