高梨沙羅、現役続行の意思表明しファンから温かいメッセージ届く 「努力もプレッシャーも何度も越えてきた」「飛ぶことを楽しんで」(1/2 ページ)
2月の北京五輪ノルディック・スキージャンプ混合団体で“スーツの規定違反”で失格になったことをきっかけに今後の進退について言及していました。
スキージャンプ女子の高梨沙羅選手が6月17日、現役続行の意向をInstagramで発表しました。
高梨さんは、「ここ数週間、気持ちが定まらない中で合宿に入りました」と葛藤の日々が続いていたことを告白。合宿への参加は、試合へ向けたものではなく、自分自身が「まだ飛べるのか」という気持ちを確認するためだったと明かし、「トレーニングしている中で純粋に飛ぶことが好きだとゆうことを再確認できた」とスキージャンプに対する気持ちが明瞭になったことを伝えています。
一方で「今はまだ応援してくれている人たちの期待に応えられる自信は正直ないけれど」と一抹の不安も吐露。「まずは自分の期待に応えられるよう日々練習を重ねチームに貢献できるよう精進したいと思います」と試合へ向けた練習に切り替えることを明かしました。
高梨選手は、2月7日に行われた北京五輪の新種目ノルディック・スキージャンプ混合団体で“スーツの規定違反”で失格に。1本目に103.0メートルの大ジャンプ、124.5ポイントを獲得して笑顔を見せていましたが得点無効となり、取材にも応じられないほど号泣していました。
その後のSNSでは、「皆様を深く失望させる結果となってしまった事、誠に申し訳ありませんでした」と謝罪。「私の失格のせいで皆んなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です」と深い自責の念に駆られており、「今後の私の競技に関しては考える必要があります」と進退について言及していたこともありました。
そうしたいきさつも関係して、コメント欄では「努力もプレッシャーも何度も越えてきたんだもん、、、
本当にすごいよ!!」「飛ぶことを楽しんでいこう」「自分のペースで頑張ってほしいです」「自分の為に飛んでください」など温かいメッセージが多く寄せられています。
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