ゲーム「Outcore」が画期的と話題 デスクトップ画面に現れた少女とともに、自分のPCから鍵となるファイルを探せ(1/2 ページ)
本当にプレイヤーのOS上に女の子が現れます。
デスクトップに突如現れた、謎の少女の記憶を取り戻すWindows用ゲーム「Outcore: Desktop Adventure」がTwitterで注目を集めています。ゲーム内の仮想OSでなく、実際にプレイヤーのPC上にキャラクターが現れる、現実と地続きの体験が面白そう。
Steamのストアページで体験版が配信されているので、筆者もさっそく遊んでみました。初回起動時はタイトル画面が消えるなり、黒いもやが「ファイルをくれ」とうめきながら画面を徘徊。いつの間にかデスクトップにあった「Lumi.data」ファイルをドラッグ&ドロップで渡してやると、姿をアメコミの女性ヒーロー風に変え、「ルミ」と名乗ります。どうやらこのファイルが、ルミの記憶を取り戻す鍵となるようです。
以降は起動すると、いきなりルミがデスクトップ上に現れ、記憶のファイル探しを頼んできます。「【マイコンピュータ】とか【クイックアクセス】っていうところから気配を感じます」と言うので、ドキュメントを探してみると、「L@umi~.data」というそれらしきファイルが見つかりました。またいつの間にストレージへキーアイテムを……。
ところが今度のファイルは暗号化されていて読めず、ルミは解錠キーを作れと言ってきます。そんな無茶なと思っていると、彼女は勝手にWindowsの「ペイント」を起動。かくして、筆者は鍵穴と同じ形の★をマウスで手描きすることになるのでした。さすがにこの展開は読めなかったよ……。
ほかにも、突然ピンボールが始まったり乱入してきた悪党と戦ったりと、デスクトップ上で大騒動が起こる「Outcore」はSteamにて2022年第3四半期発売予定(価格等未公開)。開発元のDoctor Shinobiは「ウィッシュリストボタンを奇数回クリックすると寿命が延びる」などと、どこまで本気かよく分からないアピールを盛大に行っています。
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