「ホロライブ」運営会社、潤羽るしあ契約解除の際に発出したリリースに「誤りはない」 SNSで広がる言説を否定(1/2 ページ)
誹謗中傷を控えるよう訴えました。
VTuberプロダクション「ホロライブ」を運営するカバーは25日、「潤羽るしあ」契約解除の際に発出したリリースについて「内容に誤りがあり、カバーが公式にそれを認めている」とのSNS上での言説を否定しました。24日に「潤羽るしあ」の中の人とされるみけねこさん(@95rn16)が公開した内容を受けたものと見られます。
「潤羽るしあ」を巡っては、歌い手・まふまふからのメッセージ通知が2月10日の配信中に写り込んだことで、まふまふとの関係を疑う声が多くあがるなどの騒動に発展。同月24日にカバーから「会社で取得した秘密保持に抵触する情報やSNSのやり取りを許可なく第三者に漏洩するといった契約違反行為や、関係各所への虚偽の申告などの信用失墜行為が認められた」として契約解除が発表されていました。(関連記事)
その後、みけねこさんは、カバーからの発表について一部内容の訂正を求めていたことが明らかに。「この文章は所属していた会社には事前に確認いただいています」と24日に公開した声明によると、マネジャーとのやりとりを外部の人物1人に「やむを得ず」送信したことについては事実としつつ、「それ以外に情報の漏えいさせたことも虚偽の申告をしたこともありません」「関係各所への虚偽申請という部分については明白に誤りがあります」とカバーが当初発表した声明を否定。
また、みけねこさんは、カバーに声明の訂正を依頼していたが叶わず、「この声明を一人で出すことになりました」「会社とはまだ協議中の事項はありますが、険悪な関係ではありません」と現状を明かしていました。
この声明を受ける形でカバーは6月25日、「『当該リリースの内容に一部誤りがあり弊社がそれを公式に認めている』というような風説がSNS他一部インターネットメディア上で確認されております」「弊社の見解と致しましては先般発表したリリースに間違いは無く、弊社が誤りを認めた事実はございません」と見解を明かし、みけねこさんも言及しているように多くの誹謗中傷が寄せられたことを受け、「本件に関し対象者を問わず誹謗中傷は控えていただきますよう、ご配慮いただければと存じます」と注意喚起しています。
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