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東京都、育休の愛称を「育業」に決定 SNS上では「すごくいい!」「呼び方だけ変えても…」などの声(1/2 ページ)

小池都知事は「より多くの男性にも『育業』してほしい」と呼びかけました。

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 東京都の小池都知事は6月29日、育児休業の愛称を「育業(いくぎょう)」に決定したことを発表しました。SNS上では称賛の声のほか、名称のみならず職場の理解や制度面などの改善を望む声、小池都知事の“キャッチコピー戦略”を揶揄する声も見られます。

 愛称の募集は、「育休」を「仕事を休む期間」ではなく、「社会の宝である子供を育む期間」と考える社会のマインドチェンジに向けて実施したもの。募集期間は4月28日から5月30日までで、応募件数は8825件におよびました。選考委員はサイボウズ代表取締役社長の青野慶久氏や、タレントの杉浦太陽氏など。

 SNS上では「すごくいい愛称!育休は決して休みではない!」「短いし分かりやすいし、素敵だ」など、愛称を評価する声が多数。一方で、「そもそも職場の理解の問題なんじゃ…」「呼び方だけ変えても育児休業や育児休暇を取得しやすくなるわけではありません」など、職場の理解や制度面などでの改善を望む声も複数見られました。

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 また、小池都知事がこれまでにも「7つのゼロ」「3密」など“キャッチコピー戦略”を繰り返してきたことを踏まえ、「また言葉遊びか」「表現力とかパフォーマーとしては非常に有能だな」といった批判の声もあります。

 なお、小池都知事は「育休取得応援サミット」内で、愛称を発表した後、「育児のために『仕事を休む』のではなく、『大事な仕事である育児』に取り組む。誰もがそう考えるマインドチェンジを進めてまいりましょう。女性だけではなく、より多くの男性にも職場の業務と同じように『育業』してほしいと思います」などと呼びかけています。

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