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入院中の北別府学、敗血症で食事や会話が難しい状態に 妻が代筆してブログを更新「もう一度必ず家に戻してあげたい」

21日に入院したことを報告していました。

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 元「広島東洋カープ」の投手で、現在は日本プロ野球名球会理事の北別府学さんの妻・北別府広美さんが6月28日にブログを更新。入院中の北別府さんが敗血症だと診断されたことを伝えるとともに、最近ブログが更新できていなかった理由を伝えました。


2021年8月に投稿された北別府学さんのソロショット(画像は北別府学オフィシャルブログから)

 6月14日に高熱があり、一時は下熱したものの6月21日には感染症のため入院していることを報告していた北別府さん。23日には病院食の写真を投稿し「工夫して心を込めて作っていただいてありがたく頂こうと思いますが食が進まない」と不調から食欲が沸かないとつづっていましたが看護師に許可をもらい、広美さんに好物の「ゴーヤ味噌」を持ってきてもらったことを報告。「食欲が無くても一口入れただけで力が湧きそうだ」とほっとしたように胸中を明かしていました。


23日に北別府さんが投稿した病院食の写真。右上は広美さんに持ってきてもらったゴーヤ味噌(画像は北別府学オフィシャルブログから)

 その後投稿は途絶え、6月28日には広美さんが北別府さんの代わりにブログを更新。北別府さんの状態について「先日より体調が悪く、食事を摂る事もあまり話しも出来ない状態となっておりました」「感染症からくる敗血症だそうです」と説明。

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 また、北別府さんのつらそうな表情は現役時代に9回満塁で「最後どのように乗りきろうかな」という局面で見せていた苦悩の表情と同じだったそうで、「この度は、永く辛い試合となってしまいました」と心配そうにつづっています。

 また、「先生のお話では、今回の敗血症の山は大きくかなり体力が落ちて弱っていますとの事でしたが、もう一度必ず家に戻してあげたいと思っている次第です」と妻としての願いもコメント。

 北別府さんは携帯電話も手にできない状態だそうですが、「また主人が更新が出来て、皆様にご心配をいただいたお礼ができる日が来ると思います」と感謝の気持ちを込めて伝えました。

 ファンからは「北別府さんの回復を信じて待っております」「何度もピンチを切り抜けてこられたカープのエースですから。絶対に負けません!」「北別府さんの粘り強さでピンチを乗り越えてくださると信じています!!」というエールが続々と届いています。

 北別府さんは2020年1月に、ウイルスの感染によって発症する成人T細胞白血病であることを公表。同年5月には息子をドナーとした末梢(まっしょう)血幹細胞移植を受けたことを報告。2022年3月には腎臓の不調で入院しており、4月に退院したことを伝えていました。

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2020年7月に撮影された入院中の北別府さん(画像は北別府学オフィシャルブログから)

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