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バナナを食べるとピリピリする→検査でアレルギーが発覚 36年間そういうものだと思って食べ続けていた人に話を聞いた(1/2 ページ)

これまで無事でよかった……。

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 「バナナはおいしいけど、食べると口の中がピリピリする」と思っていたら、アレルギーのせいだった――。36年間食べ続けて初めて症状に気付いた人が、Twitterで話題を呼んでいます。編集部は当事者のはこね(@HakoneD5)さんに詳細を聞きました。

バナナは「ピリピリする食べ物」だと思っていた人のアレルギー診断結果
あっ案の定……!

 事が発覚したのは、はこねさんが普段通りバナナを食べていたときのこと。なにげなく「バナナあるあるだと思うんだけど、口の中がピリピリするし、のどがかゆくならない?」と妻に同意を求めたところ、そんなことはないと返されたのだそうです。

 それまで「バナナは食べると刺激を受ける物」だと思い込んでいたはこねさんは、不意に自分の認識を否定されて困惑。アレルギーの可能性を指摘され、「30年以上食べてきた物に今さら……」などと思いながらも検査を受けたところ、本当にバナナアレルギーだったと判明したのでした。

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 長年自分がアレルギーだとは知らぬまま、その元となる食べ物を食べ続けていたこのエピソード。Twitterでは「これまで無事でよかった」「自分が果物苦手なのも、実はアレルギーのせい?」「アレルギーのせいで好きなものに触れられないのは悲しい」など、さまざまな反応を呼んでいます。なお、どうしても思いついてしまうだじゃれ「そんなバナナ」については、はこねさんは「もう100年分くらい『そんなバナナ』って言われた」と語っています。

 反響を受けて、「みんなもアレルギー検査はやっといたほうがいいぞ。マジでびっくりしてるから俺」と呼びかけるはこねさんに、編集部は詳しい経緯を聞きました。

―― バナナを食べると口の中がピリピリするなどの症状は何歳くらいからありましたか

はこねさん 記憶する限りでは幼少のころからなので、5歳かそこらからだと思います。「バナナ=ピリピリする食べ物」という認識でずーーーっと過ごしてきました。

―― それ以外の症状は何かありましたか

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はこねさん 体調がよくない日には耳の奥がムズムズしたり、ほんの少し呼吸がしづらいと感じるくらいで、軽いものばかりでした。

―― バナナアレルギーと判明してどう思いましたか

はこねさん 実はツイートに書いた妻との会話はけっこう前のもので、初めて「アレ? じゃあ俺これもしかしてバナナアレルギーかもしれん」となったのは2年ほど前でして。今回アレルギー検査をしたのは全くの別件で、スギ花粉の舌下免疫療法をする下準備が本題だったんです。

 で、検査に出かける前に「そういえばバナナも調べてもらいな!」と妻から言われて「ワハハはいはいw」くらいで受けたわけですが、実際に検査結果見たらほんとにバナナがあって「え!?!??!? マジであるやん!?!??!?」と。

―― お医者さんから今後のバナナとの付き合い方について何か指示はありましたか

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はこねさん まず「今までよくご無事で……」と言われたのと、「今後別のアレルギーが出る場合もあるので、定期的な検査をお勧めします」と。バナナとの付き合い方そのものについては、「これからは控えていただいたほうが安心でしょう」と言われました。

―― ネコやスギなどのアレルギーも診断されているようですが、これまで自覚症状はどの程度ありましたか

はこねさん 先述の通り、もともとはスギ花粉の治療がきっかけでしたので、もう花粉症についてはなかば諦めつつ地獄を味わっておりました。特に毎年3月~6月にかけては常に酷い鼻炎に悩まされ、酸素不足による眠気や無気力、寝不足とそれに伴う肌荒れなどなど、枚挙にいとまがありません。

 猫についてもこれはバナナより以前からずっと付き合ってきた体質ですし、今飼っている猫も拾った命なので、うまく付き合っています。幸い長毛種ではあまり症状が出ないのと、空気清浄機の常時稼働+定期的なブラッシングと毎晩の部屋掃除は欠かさずやっているので、それほど重篤にはならずに過ごしています。

米国で拾い、検疫を通して連れ帰ったという愛猫
現在17歳だそうです

 ……と油断していると、短毛種の子がいるお宅におじゃましたときに地獄を見ます。実際にそういうお宅に泊まった際には呼吸困難寸前にまでなってしまい、夜中に自分のクルマに避難して車中泊したこともありますが、それでもなんとかやっていけています。

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ネコアレルギーが一番強いという結果に
お、おまえ……!

画像提供・協力:はこね(@HakoneD5)さん

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