ニュース

19年で田んぼアートのレベルが高まりすぎる 地元の村役場にどうしてここまで技術向上したのか聞いた(1/2 ページ)

極めすぎ。

advertisement

 青森県田舎館村の田んぼアートが、19年の時を経て飛躍的に芸術性が高まっているとして注目を集めています。どうしてここまで技術が向上したのか、村役場に聞きました。

 写真を公開したのは、青森県観光企画課によるTwitterアカウント「まるごと青森(@marugotoaomori)」。2003年に作られたモナ・リザの田んぼアート(当時は「稲文字」と呼ばれていました)と2022年のものを比較すると、その差は歴然。2022年の画は、姿かたちや背景、陰影まで、本物そっくりに作られています。


2003年のモナ・リザ

 

advertisement

2022年のモナ・リザ

 Twitterでは、投稿された写真に対し、「レベル上がりすぎワロタ」「ファミコンの画像とプレステの画像位の差!」「素晴らしい飛躍です」などと絶賛の声が集まりました。

 この技術向上の背景には何があったのでしょうか。青森県田舎館村の担当者に話を伺うと、(1)使う稲の種類が3色から7色に増え、より鮮明に描けるようになったこと(2)トランシットという機械で測量の技術が向上したことで、非常に細かく描写できるようになったことの2点を上げました。

 青森県田舎館村では、この田んぼアートを10月10日まで公開する予定で、モナ・リザ以外にも、黒田清輝氏の「湖畔」なども制作。担当者によると、村役場4階にある展望台からきれいに見られるとのことです。

 ちなみに、1995年から始め、2022年で29回目を迎える田んぼアートの取り組みは、例年一緒に作る人を募集しているのですが、今年はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)がまん延している影響で村内の農家や村役場職員などで作り上げました。


田植えをしている様子
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  4. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  7. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  8. 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  9. 「2度とライブ来るな」とファン激怒 星街すいせい、“コンサート演出の紙吹雪”が「3万円で売買されてる」 高値転売が物議
  10. 「とんだ裏切りwww」 整骨院が休業→店舗の張り紙を見たら…… “まさかの理由”にツッコミ殺到 「これは仕方ない」